臺鐵(台湾鉄路管理局)海岸線(通称「海線」)が今年10月11日で開通100周年を迎えました。
海岸線は苗栗縣の竹南車站と彰化縣の彰化車站(正確には大肚溪南號誌站)を結ぶ路線で、全線複線で多くの優等列車が経由する臺中線(通称「山線」)に対して単線区間が多く列車本数も少ない地味な存在の路線です。日本のJR東北本線と常磐線の関係に似ています。
海岸線の開通100周年を記念して10月11日に蒸気機関車DT668が牽引する特別列車が彰化車站→白沙屯車站間で運転されたほか、記念きっぷセット(1000セット限定で1セット100TWD)の販売など沿線各駅でイベントが開かれました。
当日は三連休明けの平日だったのですが、午前中だけ仕事を休んで記念きっぷセットの販売が行われる大甲車站へと足を運びました。
記念きっぷセットの販売開始時刻は9時半だったので早起きして臺鐵の區間車で大甲車站へ。7時少し前に到着しましたが、思っていたより並んでいた人は少なかったです。
9時10分に整理券が配られました。
予定時刻通り9時半の発売開始となり、9時40分頃に自分の順番が回ってきて無事に記念きっぷセットを買うことができました。1人5セットまで買えたのですが、5セット買った人が多かったです。
記念スタンプも用意されていました。
10時半にDT668牽引の特別列車が到着するということで、改札口の脇で入場券代わりの月臺證を受け取りホームへ。
特別列車は予定時刻より数分遅れて多くの鐵路迷が待つ大甲車站に到着しました。DT668はピカピカ
でヘッドマークも取り付けられていました。
最後部に連結されていた補機は青い復刻塗装のディーゼル機関車DR40でした。
大甲車站を発車した特別列車は、通霄車站から白沙屯拱天宮の媽祖を載せて終点の白沙屯車站へと向かいました。途中の停車駅でヘッドマークが交換されたようです。