先日、臺鐵の列車で台中から新北市の板橋に向かいました。

 

 乗車したのは自強110次です。潮州車站発、南港車站行きの速達列車でTEMU2000型「普悠瑪號」が使われています。

 

 自強110次は人気がある列車なので発車時刻直前にきっぷを買おうとしても満席の事が多いのですが、新型コロナウイルスの流行で外出を控える人が多いからか車内にはまとまった空席も見られました。現在、臺鐵の列車に限らず台灣高鐵(台湾新幹線)や高速バス、観光地へ向かう路線バスなどといった他の公共交通機関でも利用者の数が減っています。

 

 自強110次が臺中車站から板橋車站までの間に停車する駅は新竹車站のみで、所要時間は1時間29分です。一般的な停車駅が多い自強號だと同じ区間で2時間以上もかかるのでかなり速いですね。ただ、高速で突っ走るのでガクガクとした揺れを感じることが多いです。

 

 途中、內壢車站の手前で非常ブレーキが掛かり停車したせいで板橋車站には1分遅れで到着しました。

 

 ※ 普悠瑪號と太魯閣號は悠遊卡(Easy Card)や一卡通(iPASS)などのICカードを利用しての乗車はできませんのでご注意ください。車内検札で見つかると運賃の1.5倍に相当するペナルティーが科せられます。また、普悠瑪號と太魯閣號では満席の場合、各列車120枚限定で空席に座ることができる無座票が発売されます。