2月6日に運行を開始した、今までありそうでなかった新竹市と台湾桃園国際空港を結ぶ高速バスに乗ってみました。

 

運行を開始したのは「日豪客運1250路」で、新竹市内の始発地は臺鐵新竹車站の後站(裏口)にある高速バスターミナル・新竹轉運站です。新竹轉運站発、第一航廈(台湾桃園国際空港第1ターミナル)発共に毎時0分発の分かりやすい発車時刻で1時間に1本、24時間運行を行っています。

 

日豪客運1250路は9番乗り場から発車します。12:00発の便に乗車しました。

新竹轉運站内に日豪客運の窓口は無いので、運賃は乗車時に現金かICカードの悠遊卡(Easy Card)、一卡通(iPASS)、愛金卡(icash2.0)で支払います。新竹轉運站から台湾桃園国際空港までの運賃は150TWDです。また、乗車日の1週間前から電話による予約も可能で、電話番号は「02-29753868」です。

 

バスの車体は紫色です。


乗車したバスは貸切用から転用した車両のようで、座席は通路を挟んで2列+2列(最後部は5列)の配置でした。他にも車いす用リフト付きバスや小型バスも使われています。

 

 

各座席には充電用USBポートが設置されていてWiFiも使えるとのことでしたが、どちらの設備もありませんでした。恐らく新車にのみ装備されているのではないでしょうか。

 

新竹轉運站を発車した日豪客運1250路は、新竹市内で公園站(148TWD)⇒二分局(148TWD)⇒馬偕醫院(146TWD)⇒清華大學(146TWD)⇒交通大學(146TWD)の順に停車します。括弧内は台湾桃園国際空港までの運賃です。運賃は均一でも良いと思うのですが細かく運賃が分かれています。高速バス各社の乗り場がある清華大學では一番端にある亞聯客運の乗り場に停車します。

 

最後の乗車停留所である交通大学を発車して程無く新竹交流道(インターチェンジ)から國道1號に入り台湾桃園国際空港を目指します。途中の渋滞は無く、第二航廈(台湾桃園国際空港第2ターミナル)を経由して終点の第一航廈には新竹轉運站を発車してからちょうど1時間後の13:00に到着しました

 

台湾桃園国際空港に到着後、新竹轉運站行きの乗り場を見てみました。

第1ターミナルの4番窓口には1250路の案内と時刻表が置かれていましたがカウンター内には誰もいませんでした。

 

第1ターミナルの乗り場は8番です。

 

続いてターミナル間を結ぶスカイトレインで第2ターミナルの乗り場へ。第2ターミナルの窓口には1250路に関する案内がありませんでした。乗り場は7番です。