日本から台湾へ遊びに来た友人と一緒に3月3日()まで行われている台湾ランタンフェスティバルに行ってきました。

 

30年の歴史を有する台湾ランタンフェスティバルですが今年は初めて屏東縣で行われています。メイン会場は東港鎮の大鵬灣國家風景區です。

 

まずは臺鐵高雄車站からメイン会場行きのシャトルバス乗り場がある潮州車站へと向かいます。ちょうどよい時間帯にTEMU2000型普悠瑪號を使用する潮州車站行きの自強127次があったので利用しました。

 

 

車内で夕食を済ませました。食べたのは高雄車站の近くにある正忠排骨飯で買った排骨飯です。大きな排骨がドーンと載った便當は友人にも好評でした。普悠瑪號は座席背面にテーブルが装備されているので食事をするときに助かります。

 

夕日を浴びながら30分程で終点の潮州車站に着きました。

 

接駁車(シャトルバス)乗り場には多くの人が列を作っていましたが、次から次へとバスがやって来たので5分程並んだだけでバスに乗れました。

接駁車は快速公路台88線と國道3號を経由して大鵬灣燈區(大鵬湾ランタンエリア)の南轉運站へと向かいます。所要時間は約30分です。

 

 

接駁車での移動中に日没の時間を過ぎました。会場の南側から北側に向かって歩いて行きます。

 

おっ、これは臺鐵南迴線(屏東縣・枋寮車站~臺東車站)の普快車3671次/3672次では?

1日1往復だけ走っている普快車は屏東縣の新たな名物になっているようで、週末にはこの列車に乗車するツアーも増えています。

 

 

 

農業海洋燈區には台湾でも人気のハローキティのランタンがあります。

 

國際交流燈區には日本の自治体や企業が出展しています。

 

 

 

 

 

 

 

大鵬灣燈區は自動車レースが行われるサーキットの外側にあり、観客席に上がって高い位置から燈區を一望することもできます。

 

主燈(メインランタン)が近づいてきたところで通路に人が詰まってしまい全く身動きが取れなくなってしまいました。これまでの台湾ランタンフェスティバルでは広場の真ん中に主燈があり広い範囲から眺めることができたのですが、今回の主燈は海中に設置されているがゆえに綺麗に見える場所が限られています。また通路を挟んだ反対側には様々なイベントが行われるステージもあったために立ち止まる人が多かったからだと思います。

 

しばらく人混みに揉まれていたら、な、な、なんとステージ上に台湾の蔡總統が登場!!!初めて生で見ました。

 

蔡總統のスピーチが終わった後、音楽に合わせて主燈が回転する主燈秀(メインランタンショー)が始まりましたが、自分達がいた場所からは何も見えず・・・最後に打ち上げられた花火だけが見えました。

 

花火の後、ステージ上には「AKB48 Team TP」のメンバーが登場しました。

 

何とか北側に抜けたかったのですが相変わらず身動きが取れなかったので東側のサーキット内に迂回しやっとの思いで押し合いへし合いの状態から抜け出せました。

 

主燈の前まで戻り次の主燈秀を見るために待機します。今年の主燈は干支のブタではなく、地元屏東縣東港鎮の名物であるマグロです。

 

主燈秀が始まりました。主燈が音楽に合わせて色を変えながら回転します。海面からは水柱も上がります。

 

 

 

一番北側にある親子歡樂燈區まで行って折り返しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一通り燈區を見物した後、高雄へ戻るために南轉運站へと向かうと長い行列が見えてきました。近くにいた係員に恐る恐る尋ねると臺鐵潮州車站行きの接駁車を待つ行列とのこと。「高雄機場行きは?」と尋ねると「向こう」とのことなので歩いて行くと乗り場には誰も並んでおらず、すぐバスに乗ることができました。自分たちが乗り込んだ直後にどんどん人が乗り込んできてあっという間に満席になったのでタイミングが良かったです。

 

帰りの接駁車は台17線を経由し、45分程で高雄國際機場(高雄国際空港)に着きました。

 

高雄國際機場で高雄捷運紅線の列車に乗り換えて高雄車站近くのホテルへと戻りました。