臺鐵EMU100型自強號專車5935次 臺東⇒南港」の続きです。

 

南港車站から臺北車站まで臺鐵の區間車に乗り、臺北車站の市民大道一段を挟んだ向かい側にある臺北轉運站(Taipei Bus Station)へと移動しました。

 

臺北轉運站の乗車券販売窓口は1階にあります。日曜日の夜ということで統聯客運(Ubus)の窓口には長い行列ができていました。

 

こちらは朝のうちに台中轉運站の窓口で予め乗車券を買っておいたので列に並ぶことなくすぐに3階の乗り場へと向かいました。臺中の窓口で買ってもちゃんと券面に臺北轉運站の乗り場をスタンプで押してくれるので親切です。臺北轉運轉から臺中車站までの運賃は時間帯によって変わり、原價時段(割り引き無し)は290TWD、優惠時段は260TWD、促銷時段は230TWDとなっています。

 

 

臺北轉運站から臺中車站へ向かう統聯客運の路線は1619路(臺北轉運站の乗り場は3階316・朝馬・臺灣大道経由)と1620路(臺北轉運站の乗り場は3階303・水湳・中清路経由)の2つがあります。発車時刻が指定された乗車券なら乗り間違える心配はないと思いますが、補位(空席待ち)で乗車し臺中市内の途中停留所で下車する場合は2つの路線を乗り間違えないように注意しなければなりません。

 

発車時刻の5分ほど前にバスが乗り場にやって来ました。先に発車時刻が指定された乗車券を持っている人からバスに向かいますが乗り込んだのは5人程でした。発車時刻になり補位の人が乗り込んできますがこちらの方は20人程いました。

 

乗車したバスの座席は近年統聯客運の新車で導入が続いている位置を調整できる枕が付いたタイプで快適でした。各座席には充電用のUSBポートが設置されています。スマホのアプリ「Y5Bus」によるwifiも利用できるはずでしたが機器の調子が悪かったようでこの便では接続が不安定でした。

統聯客運1619路 無障礙車輛 907-U3 座椅

 

定刻より数分遅れて臺北轉運站を発車したバスは重陽站からも数人の乗客の乗せて三重交流道(インターチェンジ)から國道1號に入ります。疲れからか途中はほとんど寝ていました。高速道路上での渋滞は無く2時間程で臺中市内へ。水湳站で多くの乗客を降ろし、終点の臺中車站までは2時間半程でした。