春節休みの時に「どこかへでかけようかなぁ~」と臺鐵のサイトで列車の時刻を調べていたら、臺中車站発潮州車站行きの加班(臨時)區間快車5431次が運転されているのを発見しました。この列車は全車自由席で運賃も安く、それでいて所要時間は自強號並みの乗り得列車だったのでこの列車に乗って屏東へと出掛けることにしました。臺鐵の臨時列車は種別にかかわらず列車番号が5000番台になります。

 

 

8:09に嘉義車站発臺中車站行きの區間快車2004次が入線し、折り返し5431次になりました。始発の臺中車站で階段から遠い後の方の車両に乗ったらガラガラでしたが、彰化車站、員林車站からどっと人が乗り込んできて臺南車站までほぼ満席の状態が続きました。

 

5431次は南迴線経由花蓮車站行き莒光51次(觀光列車)のすぐ後を追うように走って行きます。臺鐵のすごいところは定期列車に時刻変更が発生することも構わずに速達タイプの臨時列車や団体専用列車を設定してしまうところです。5431次も途中駅で區間車を追い抜きました。抜かされる區間車に関して事前に時刻変更の案内は無く、当日に停車駅の発車案内表示機で「晚(遅れ)○分」と表示されるだけです。

 

3時間以上掛かって定刻通り屏東車站に到着しましたが、自強號より硬い椅子に座り続けたのでさすがに尻が少し痛くなりました。一卡通(iPass)の利用で臺中車站から屏東車站までの運賃は299TWDでした。