臺中市北區一中街 緣味古早味現烤蛋糕」の続きです。

一中街から中友百貨まで歩き、路線バスで臺中火車站へと戻りました。
台中客運70路 970-U8 車內

先に臺鐵臺中車站の窓口によって自強號の乗車券を1枚払い戻し、大魯閣新時代(TAROKO MALL)地下にある家樂福(カルフール)をぶらぶらした後、自強136次(潮州⇒南港)で臺北へと戻ります。

自強136次は自強號用の最新型車両TEMU2000型・普悠瑪號(プユマ号)による運転で停車駅が少なく、臺中車站から臺北車站までの間で停車するのは桃園車站と板橋車站だけです。

ホームに入ってきたTEMU2000型は2016年・申年に追加増備された編成(2035+2036)で、先頭車両には猿の顔がデザインされた「2016」のロゴが入れられています。
臺鐵自強136次普悠瑪號 TEMU2000型TED2036 臺中車站

自強136次の到着からほどなくして向かい側のホームに自強273次(花蓮⇒彰化)が入線してきました。この列車もTEMU2000型による運転で、定刻通りだと自強136次は17:25着-17:28発、自強273次は17:23着-17:25発なのでぎりぎり2本列車が並ぶか並ばないかというタイミングですが、この日は自強136次の到着が若干早く、自強273次の到着が若干遅れたために臺中車站で2本の普悠瑪號が並びました。
臺鐵自強273次普悠瑪號TEMU2000型TED2030 自強136次普悠瑪號TEMU2000型

臺中車站から臺北車站まで普通の自強號だと約2時間20分掛かりますが自強136次は1時間38分で走破します。台灣高鐵なら台中站から台北站まで最短49分ですが、臺鐵で臺中車站から新烏日車站まで移動する時間と乗り換え時間を考慮するとほぼ互角の勝負と言えるのではないでしょうか。
・自強136次:臺中17:28⇒臺北19:06(運賃375元)
・區間車2343次:臺中17:35⇒新烏日17:44(運賃15元)…高鐵666次:台中18:00⇒台北18:59(普通票700元)

車両が新しいことと所要時間が短いからでしょうか、車内はほぼ満席でした。普悠瑪號には無座(立席)で乗車することが出来ないので通路やデッキに立っている乗客はおらず車内の環境は落ち着いています。
臺鐵自強136次普悠瑪號 TEMU2000型TEMA2071 車內

以前、同じ自強136次に高雄車站から臺中車站まで乗車していますが、その時は高速走行時のガクガクとした揺れが酷かったです。今回乗車した2016年の増備車には走行中の揺れを軽減するためにセミアクティブサスペンションが搭載されており、乗り心地は従来編成よりも向上しています。ただし、座席に座っている時はよいのですがトイレに行く時など立っているとかなり揺れを感じました。

自強136次は定刻通り、臺北車站に到着しました。
自強136次普悠瑪號TEMU2000型TED2036 臺北車站到了

自強136次普悠瑪號TEMU2000型TED2036 臺北車站到了

臺鐵自強136次普悠瑪號 車票 台中-台北