発達障害・不登校のお子さんのためのLight House* -25ページ目

発達障害・不登校のお子さんのためのLight House*

Light Houseでは、不登校や発達障害を持ったお子さまに対し、応用行動分析(ABA)を用いた訪問型の療育サービスをおこなっています。

3月から介入を始めたAくんは、もう何年も学校へ行くことができず、お家から出られる日も週2回、好きな場所にいくことに限られていました。

介入を始めた初日、「こんにちは」と部屋に入ると、彼はリビングでごろんと寝ながらこっちをみました。私が座って、一旦しきりなおして「こんにちは」と言い、「A君、起きてごあいさつしよう!」といって起きてもらおうすると、彼はありったの力で叫び、怒り、泣きながら拒否をしました。そこから火がついてしまい、怒りながら、私を叩きにきたり、それを避けると、今度は自分の頭を床に打つ付けていました。
Aくんにとって、だれかに「指示」され、それに「従う」ことが初めてで、そのことが許せなかったのです。

お子さんに大きな声で泣かれ、叫ばれたりするのは誰だって堪え難いことです。それゆえ、そういう場面になると、癇癪になる前に、Aくんの要求はなんでも叶えられてきました。

「泣いて大きな声をだせば要求を叶えられる」という経験をたくさん積み、「泣いて大声を出して要求する」と言う行動をあまりに長い期間に強化され続けてきたことで、彼は自分の思い通りにならない状況に耐えられなくなっていました。

しかし、ABAでは、最初に「コンプライアンス」といって大人の指示に従うことができる練習を行うので、彼の「泣いて叫ぶ」に対しては一切反応を示さず、簡単な指示を出してそれができたら盛大に褒め、強化するという関わりをご家族にもお願いし、行ってもらいました。
最初はすごく大変だったと思いますし、ご家族の不安そうな表情を今でも覚えています。しかし、ここを乗り越えなければ状況は変えることは難しいですし、逆にここをがんばって頂ければ、Aくんの行動は必ず変わっていくということを丁寧に説明し、なんとかやってみると言って頂けました。

そのような関わりを続けてもらい、大変でしたがA君も2週間ほどで大人の「指示に従う」ことに段々慣れてきて、セラピーの時間にはいろいろなことができるようになっていきました。

・鉛筆をもつ
・なぞり書き
・ひらがな模倣
・簡単な漢字を読む
・絵本を読む
・爪をきる
・質問に答える

これらは、ABAを行う前はとても困難で、できなかったことです。
(能力的にはできたと思いますが、正確にはそれをさせることができなかったと言うことです。)

今では「できた!」ことでいっぱい褒められて、嬉しそうな顔をして、自分から課題をしようとする様子もみられるようになりました。


正直、Aくんの初回の様子だと、かなり長い間強化され続けてきたことでしたので、Aくんの大変さや戸惑いもすごく分かるし、彼の行動や生活習慣に変化を起こすのにはもう少し時間がかかるかなと思っていました。


しかし、ほんの3週間で、彼のできることがすごく増え、
なんと先日ついにお外にも出ることができました!!



それまでは、誘ってみても「お外こわい」といって泣いて叫んで外にでることを拒否していましたが、ここ2回のセラピーではお外に出ることができています。


そのことについてはまた次回書きたいと思います!

ではまた^^



LIGHT HOUSEでは、不登校やひきこもりのお子さまに対する介入も行っていますので、ご希望の方は下記のホームページからご連絡下さい。

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