本日は出勤したものの、全く仕事になりませんでした。
というのも…
アカデミー賞の授賞式があったからです!!!
全国の洋画好きの皆様におかれましては
「仕事してる場合じゃねぇ(´Д` )!!!!」
と(心の中で)絶叫されていたことでしょう。
私もそのうちの1人でございますw
授賞式が終わってかなり時間も経っていますが、主要部門の結果とそれに対する私の感想とか文句(?)とか叫びとか書こうかと思います。
☆作品賞
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
他ノミネート
・6才のボクが、大人になるまで。
・アメリカン・スナイパー
・グランド・ブタペスト・ホテル
・イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
・セルマ
・博士と彼女のセオリー
・セッション
今年は、というか今年も?実在の人物を描いた作品ばっかり!
「アメリカン・スナイパー」、「イミテーション・ゲーム」、「セルマ」、「博士と彼女のセオリー」がそれぞれ実在の人物を扱った作品です。ちなみに「グランド・ブタペスト・ホテル」は基本的にはフィクションですが、主人公のモデルになっている実在の作家がいたりします。
そんな中作品賞は「バードマン」に贈られました。
かつてヒーロー映画の主人公を演じた俳優が、再び栄光をつかむためにブロードウェイに挑戦するという物語です。
下馬評ではこの作品と「6才のボク~」が最有力と言われていたので、まぁ順当な結果なのでしょうか…
日本では4月公開のため、正直「ふ~ん…わかんないや…」という感じ。笑
予告を見る限りだと結構変わった作風に感じられたので、果たして自分の好みに合うか合わないか楽しみにしています。ちなみに前売りは購入済み(`・ω・´)
どうでもいいけど正式タイトル長くないっすか…「バードマン」だけじゃダメなのだろうか…w
☆監督賞
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(バードマン)
他ノミネート
・リチャード・リンクレイター(6才のボクが、大人になるまで。)
・ベネット・ミラー(フォックスキャッチャー)
・ウェス・アンダーソン(グランド・ブタペスト・ホテル)
・モルテン・ティルドゥム(イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密)
昨年のアルフォンソ・キュアロン監督(ゼロ・グラビティ)に続き、メキシコ人監督の受賞です。
作品賞も監督賞も同じ作品が獲りましたねー!
ちなみに個人的にはウェス・アンダーソン監督を応援してました。「グランド・ブタペスト・ホテル」は大好きな作品なので(´∀`)
☆主演男優賞
エディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)
※こちらはゴールデングローブ賞でのエディくん。
他ノミネート
・スティーヴ・カレル(フォックスキャッチャー)
・ブラッドリー・クーパー(アメリカン・スナイパー)
・ベネディクト・カンバーバッチ(イミテーション・ゲーム)
・マイケル・キートン(バードマン)
私はこの部門が一番びっくりでした(((゜Д゜;)))
ここでも「バードマン」が獲るだろうと思っていたのですが…
エディ・レッドメインは日本ではあまり馴染みのない俳優さんかも?と思いましたが…
映画「レ・ミゼラブル」のマリウス役の俳優さんと言ったら「あぁ!!」と思われる方も多いかもしれないですね。
本人もまさか自分が受賞すると思ってなかったようで、まるで誕生日とクリスマスと正月がいっぺんに来た子供のようになっていましたwピュアの塊のような俳優さんです。
そんな彼が演じたのは実在の物理学者・ホーキング博士。
ALSという筋肉の病気を患いながらも、物理学界のトップに立っている人物です。
↑こちらがエディ・レッドメインasホーキング博士。
ちなみに私のお気に入り俳優、カンバーバッチさんも数年前、テレビ映画という形でホーキング博士を演じていました。
今回彼も「イミテーション・ゲーム」という作品でノミネートされていたのですが、賞はエディくんに持って行かれました…。今回の悔しさをバネに、より精進していただきたいなと思っております(上から目線w)
個人的にはカンバーバッチさんはもちろんですが、スティーヴ・カレルさんも本当に素晴らしい演技をされていたので応援してました。「フォックスキャッチャー」という作品で、実在の大富豪の役を演じていて、元々コメディを得意とする俳優さん。ですが、この大富豪の役ではそんな雰囲気を1ミリも出しておらず、ものっすごく恐ろしい演技をされていました。ホラー映画ではないのに何度背筋が凍ったことか…。
↑真ん中がスティーヴさん。何も感じていないようなガラス玉のような瞳が印象的。
映画自体はちょっと地味ですがオススメです。
☆主演女優賞
ジュリアン・ムーア(アリスのままで)
↑ちょっと前の写真かも…
他ノミネート
・マリオン・コティヤール(サンドラの週末)
・フェリシティ・ジョーンズ(博士と彼女のセオリー)
・ロザムンド・パイク(ゴーン・ガール)
・リース・ウィザースプーン(ワイルド)
こちらも下馬評通り。逆転するとしたらロザムンド・パイクだろうと言われていましたが順当な結果になりましたね。
ジュリアン・ムーアは今回5度目のノミネートにして初受賞!!おめでたい!!
作品自体は日本公開が6月なので未見ですが、最近私が観る映画に彼女がよく出ていて、作品ごとに全く違った印象を受けるのですごい女優さんだ…と思っていました。
彼女が今回演じたのは若年性アルツハイマーを患う大学教授の役。やはり難病を患った人や困難を乗り越えた人がテーマの作品は、アカデミー会員に好まれるのでしょうか…。
ちなみに個人的にはロザムンド・パイクを応援してました。
「フォックスキャッチャー」のスティーヴ・カレル同様、ぞっとするような演技を「ゴーン・ガール」で見せてくれました。彼女の瞳も感情のないガラス玉みたいだったのが印象的でした。
一応メインの部門はこのぐらいですかね(`・ω・´)
毎年のことですが、ノミネート作品のほとんどは日本で公開されてない作品なのでなかなか楽しめない部分もあったりするのですが(楽しめないというか、「え、何それ日本でやってないよポカーン」みたいな…w)
名だたる俳優たちが集まるというだけで洋画好きとしてはもうウハウハなので良いのです(´Д` )
来年も楽しみじゃー!!!!(気が早い)