「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
監督:ダグ・ライマン
出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、他
<あらすじ>
謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。そんな中、軍の広報担当だったケイジ少佐は、ある時司令官の怒りを買い、一兵卒として最前線へと送られてしまう。戦闘スキルゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく命を落とす。ところが次の瞬間、彼は出撃前日へと戻り目を覚ます。そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す。過酷なループの中で徐々に戦闘力が磨かれていくケイジ。やがて彼はカリスマ的女戦士リタと巡り会う。彼のループ能力がギタイを倒す鍵になると確信したリタによって、最強の“兵器”となるべく容赦ない特訓を繰り返し課されるケイジだったが…。
<感想>
日本の小説(ラノベ?)が原作となっている映画。人類を守るため、何度でも生き返る能力を身につけたトム・クルーズが頑張るお話です。(雑な説明)
いわゆる「タイムループ


なので何度でも違う選択をしてみて、失敗したら(乱暴な言い方ですが)わざと死んじゃえばまた1からスタートできるんです。しかも自分の戦闘能力はリセットされないので、生き返る回数だけ強くなっていくという、まさにゲームの世界でした

実は最初、主人公が何回も死ぬシーンを見てちょっとひいたんですよね…あまりにも「死」が軽く扱われていたので。さらに隣で見ていた若いにーちゃんが、主人公がわざと死ぬたびにゲラゲラ笑うんですよ…(´Д` )こっちは全然笑えないっつーの!!
ただこれって多分私が普段全くゲームやらない人なので、この世界観に慣れていないっていうのがあったと思います。しばらく見てたら「あーそういう世界観なのねー」と納得しました。
主人公ケイジを演じるのはトム・クルーズさん。
正直ちょっと苦手な役者さんなのですが(特にあの笑顔が苦手…)、今作ではいつもキメキメの笑顔で英雄的存在ばかり演じてきたトムさんが、史上稀に見る超ヘタレ男を演じていますwこれだけでこの映画一見の価値アリですww
ヒロイン(といっても強すぎて実質ヒーローでした)のリタを演じたのは、エミリー・ブラント。
個人的には「プラダを着た悪魔」の主人公(アン・ハサウェイ)の意地悪な上司役としての印象が強かったのですが、今作でイメージが180度変わりました。アクションばりばりこなしててかっこいい!!あんなに筋肉美BODYの持ち主だったなんて聞いてないぞ!!!笑
あととても目力が強くて、画面越しでもこちらが気圧されてしまうような迫力でした


2時間超えの作品でしたが、タイムループに焦点を絞っているため、話がきちんとまとまっててとても観やすかったです。途中で飽きることもなかったですし。昨年公開作の中ではかなりオススメです(´∀`)♪