トランセンデンス | きゅーの思い出。

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「トランセンデンス」





監督:ウォーリー・フィスター
出演:ジョニー・デップ、モーガン・フリーマン、ポール・ベタニー、レベッカ・ホール、キリアン・マーフィ、他

<あらすじ>
人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル。だが、妻エヴリンの手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルまでに達してしまう。

<感想>
テーマはとっても興味深いんですけどねー!!!!!!!!
なんかすごく惜しかった…もっと色々工夫すれば傑作になってた気が。
「言いたいことをきちんと伝えきれていない感」たっぷりだったので、鑑賞後もなんだかモヤモヤとした気分でした(´・ω・`)

「高性能のコンピュータと科学者の脳と意識を足したらどうなるか?」というアプローチだったのですが、人間を超越するとはいえ、人工知能が行っていることがもはや超能力レベルで「さすがにそれはない…(゚∀゚)」と思ってしまったり、壮大なテーマのわりには主人公の半径100メートル以内でほぼ話が進む感じで、淡々とした演出も残念感が漂っていました…(ーー;)

あと暴走した人工知能を止めたあとの決着のつけ方も全くすっきりせず…どうせなら人工知能とそれを作り出した奥さんを悪者として描く物語にしたほうが面白かったんじゃないかな…。


ウィルの奥さん役のレベッカ・ホールを説得するモーガン・フリーマン。この人何の役だったっけ…



ただ、人間の意識とか自我に関して考えるには良い映画だったと思います。「自分を自分たらしめているもの」ってなんだろうか…と、鑑賞後しばし考えてしまいました。


ちなみに我が愛しの君・ジョニー様は物語序盤でテロ集団に撃たれて早々に退散、その後は人工知能としてコンピュータ画面に能面のような顔で登場するのみでした。残念…。ギャラいくらもらったのかな…(ボソッ)