コロナ禍、ハワイのリアル。 | 崖っぷち Hawaii ~英語力なし、友達なし、金なし。ハワイで育児に奮闘する30代、リアル珍道中ブログです。

コロナ禍、ハワイのリアル。

去年の秋くらいでしょうか。

アメリカ国内では
「インフルが異常なほど大流行!」
と、しきりにニュースで言っていました。


今考えれば、
もしかしたらそれはインフルではなくコロナで、
もう既にその頃には
私たちの身近に忍び寄っていたのかもしれません。






ハワイでは、3月の本格的なロックダウン以降、

あんなに観光客で賑わっていたワイキキは
ひっそりと静まり返ってしまいました。



誰もいないワイキキビーチ



多くの人々が職を失い、
生活に大きな影を落としています。
そして今もまだ先は見えていません。




私の夫も、
観光業界で働く1人。


私たち一家は誰もアメリカの永住権など持っていません。
ごくごく普通の日本人一家です。


夫の会社を通し、
非移民ビザを5年に1回更新しなければなりません。



夫の会社では、たまたまこの時期
ビザ更新のタイミングだった人が数人居たようですが、
会社からのサポートが貰えず…。



つまり、解雇です。




ビザで働く人達は、
今の職場を解雇された場合、
90日以内に次の会社を探さなくてはなりません。



そして次の就職先が見つからなければ、
この国🇺🇸から去らなくてはなりません。



コロナで多くの会社がつぶれ、
この時期に求人を出す会社はほとんどありません。



辛辣なようですが、
これが現実…。



夫の話によると、
解雇されてしまった方々は
とても真面目で優秀だったようです。

勤務成績がよろしくなかった人はもう何ヶ月も前にレイオフされてましたし。
今回解雇された方々は生き残り組だったそうです。



夫曰く、
もしこの時期ににビザの更新が重なって無かったら
今まで通り普通に働き続けていただろう、と。



たまたま5年に1回のビザ更新のタイミングがコロナ禍と重なり、職を失う…。



個人個人では抗うことができない、
大きな運命の歯車のようなものを感じました。



そしてその歯車は、
どのように自分の人生に関わってくるんだろう?






今日も精一杯生きなければ。







美しいハワイ
一瞬先は闇です。