12.18水 曇り

今日は、フランシスコ教皇謁見の日である。謁見は、9時半頃から始まるので、早めにアパートを出発。
 
 
スパーニャ駅は右側のビルの間を行くとある。
 
 
朝のスペイン広場は、人が少ない。
 
丘の上のトリニタ・ディ・モンティ教会
 
舟の噴水 
 
スパーニャ駅からメトロに乗りオッタヴィアーノ駅で降り、ヴァチカンに向かう。セキュリティー検査の為、1時間ほど並んで、やっと、謁見ホールの中に入る事ができた。
 
 
謁見ホール
 
 
中は、すでに6割以上の人で埋まっていたと思う。謁見ホールは6300人収容できるとか。ここは、ヴァチカンではなく、イタリア側にある。中央の通路側は、すでに人でいっぱい。皆、席を確保してから、中央に集まっていた。その時は、状況がよくわからなかったが、そこの通路はフランシスコ教皇が入場してくる、通路だったのだ。だから、皆、握手をしたくて、通路に集まっていたのだ。通路には、衝立があるので、中には入れないが、そこに立っていれば、フランシスコ教皇を間近に見れるのだ。初めての私達は、そんなことわかるわけもなく、席でじっと待っていた。
 
 
ステンドグラス 
 
 
正面はブロンズの彫刻。
 
 
謁見が始まった。
 
 
椅子はこんな感じで、フランシスコ教皇を見る為、皆、椅子の上に 立つ。
 
そして、9時頃ブラスバンドの華やかな行進曲が流れたと同時に人々が一斉に、通路側を向き、カメラを構えた。ほとんどの人が椅子の上に立っていた。私は手を出来るだけ伸ばして動画を撮影。自分の目では、全然教皇の姿は見ることができなかった。後で、動画を見たら、少し教皇の頭が写っていた。通路側の人達と握手しながら、教皇は、壇上に上がった。本当に、小さくしか見えず、がっかり。でも、この場に来れた事は、幸せと思う。何と言っても、世界中から、この場に来てる人ばかり。教皇のメッセージは1時間程続き、その後は、ゲスト達と挨拶。そして、退場。謁見ホールを出た時は、11時半を過ぎていた。
 
その後、バチカン郵便局のポストに絵葉書を投函して、次の目的地、ボルゲーゼ美術館へと向かった。
再び、オッタヴィアーノ駅からメトロでスパーニャ駅へ戻り、そこで、軽くランチ(ピザと飲み物)した。スパーニャ駅から徒歩で行くのだが、これまた、迷い迷って、2時間位は、ボルゲーゼ公園の中を歩き回ったと思う。
 
 
広大なボルゲーゼ公園
 
 
海馬の噴水
 
 
       ボルゲーゼ美術館
  
予約は3時だったので、時間は充分あったが、美術館に着いた時は、本当にぐったりだった。それでも、ここでしか見れないカラバッジョ、ベルベニーニ、ミケランジェロ、ラファエロの作品を堪能。ボルゲーゼ美術館は、撮影禁止だったが、素晴らしい作品を堪能できて、とても良かった。
 
 
ピンチアーナ門
 
 
ピンチアーナ門を抜けると、スパーニャ駅に続く、綺麗な地下道
 
 
ボルゲーゼ美術館を出てからは、やはり徒歩でスパーニャ駅に戻った。帰り道はピンチアーナ門から立派な地下道があって、迷うことなく、スパーニャ駅に戻る事ができた。帰りに気がついたが、行きに、スパーニャ駅からボルゲーゼ公園方面と、ボルゲーゼ公園の駐車場方面と道が2つに別れる所があったのだが、私達は、ボルゲーゼ公園方面へ行ってしまったから迷ってしまったのだった。最初から、駐車場方面へ行けば、迷うことなかった。
無事、スパーニャ駅に戻り、駅近くのスーバ「カルフール」で買い物した。「カルフール」はコンビニみたいに小さな店だった。
夕食は、サラダとカップヌードルとピザ。ピザは、沢山種類があり、どれも美味しい。値段は€5.0だった。
 
 
カップヌードルとサラダ