このバネルを完成するのに約
9ヵ月かかった。


まず大きさを決める。約60.0×50.0㎝
そして、次にデザイン。
デザインが出来れば、後はそれほど大変ではない。
ガラス選びは難しいけど、デザインを考えながらもガラスはどれにしようか平行して考える。
今回はキャセドラル(クリア)なガラスをメインに
したいと思った。
モチーフは、かつて旅行したフランス南西部の町、ルルドの教会。その教会が持つ神秘的な雰囲気をガラスで表現したいと思った。
デザインとガラスが決まれば、後はひたすらカットして合わせて行くのみ。ルルドの教会はピンクのランバーツのガラスで。そして、ブルーのガラスもランバーツ。グリーンのグラデーションはランバーツとスペクトラムで。薄いブルーはランバーツ。これらのガラスを組み合わせながら、グラデーションを付けて、不思議な空間を作った。
そして、完成。そして、作品展の会場に展示。
展示後のパネルにはバックのガラスに網目が入っていて、とてもショックだった。私はキャセドラルのガラスのクリアな美しさを見て欲しかった。会場の全ての窓が網目入りのガラスなら納得もできるが、なぜ、どうして、私のバネルはここなの?と疑問ばかり。絵付けのガラスなどバックが関係ない作品は、網目のガラスの所に展示しても良いと思うのに。でも、展示後の場所変更は、出来ない。
そんな、モヤモヤを感じながら、作品展も無事終わったが、インスタにupする気力もなく、今日にいたってる。