意地でも ノウゼンカズラの 満開の
タイミングを 狙う。
妙本寺の 遅めの 紫陽花を
楽しみながら
二天門まで 来ると、
咲いている。というより、満開。
というより、散っている。
実は この前夜が 暴風雨だったので、
まずい！とは 思っていた。
二天門をくぐって 中から見ると
左右に ノウゼンカズラ。
木にも、
地面にも、ノウゼンカズラ。
手水舎にも、誰が置いたか、
ノウゼンカズラ。
祖師堂の 屋根の下で
涼しい風に 吹かれながら
ギラギラの青空と ノウゼンカズラ。
オレンジと青、素晴らしい 補色関係。
妙本寺のノウゼンカズラだけ 見ると、
まだ ニオイバンマツリだの、
アガパンサスだの、
咲いている駐車場に 停めて、
和菓子屋さんで、一週間分の
葛アイスを 買いだめして 帰路に着く。
鎌倉には アーケードとかは無いので、
常に 太陽の下を 歩くことになる。
だから 夏は 帽子や日傘が 必需品。
若宮大路の 一の鳥居を 過ぎると
海に 突き当たる。
暑い夏は、海水浴客が
お寺散策の観光客を 上回る。
この日は 何か 変わった雲。
ほらほら、暴風雨の翌朝だというのに
もう 海水浴客の皆さんが 海の家に。
コロナで 海水浴場の封鎖までするとは
思わなかった。
海の家と 海水浴客、
活気が戻ってきて いいよね、この風景。
トンビが舞っている稲村ヶ崎を過ぎると、
この日は 富士山が見えた。
頭を雲の上に出していない、のが、富士山。
夏の富士山は どこにも雪がないから、
黒々としていて 気づかれにくい。
江ノ島が、見えてきた。♪
俺の家も 近い。♪♪
前夜の暴風雨のせいで、海岸には
流木やら 海藻やらが
たくさん 打ち上げられている。
どこから来たのか、木 一本丸々 根こぎ、
というのまである。
暴風雨直前の ノウゼンカズラ、なら
完璧な満開だった、だろうに、
晴天が続いていた その時期に
なぜ 見に行かなかったのか、って？
それは、、、
蕾だった ノウゼンカズラと
暴風雨で散った ノウゼンカズラの間に
コロナって 咳と高熱で
寝込んでいた為。
流行りの風邪かと思っていたのに、
たまたま持っていた検査薬を 試したら、
即、陽性反応がでて、
ああ、コロナだったのね、って感じで。
現在、臭覚完全にゼロ、味覚も 塩、砂糖、
お酢を 何とか感じる程度、の後遺症中。
うつす時期は終わっているものの、
食べ歩きする楽しみもなく、
マジで リハビリのために ふらふらと
鎌倉を ちょっぴり歩いている 感じ。
それは それは お大事に、、！？
ええ、どうも ありがとうございます。
それでは 今回は、鎌倉から江ノ島まで
続いていた 変な雲、の写真で
お別れ致しましょう。
