心の奥深くに閉じ込めた宝箱
それはそれは大切で
中には永遠に輝き続ける宝物が
たくさん詰まっていて
それを思い起こすだけで
幸せで 元気が出て
勇気づけられた
ある日宝箱を開ける事に
なんだか少し怖かった
でも開けずにはいられなかった
勇気を振り絞って開けてみたら
中身は既に朽ち果てていた
開けなければ良かった
そしたら何も知らずに
幸せな気持ちで生涯大事にできたのに
でも開けずに放っておく事はできなかった
ならばそれはそういう運命
受け入れるしかない
宝箱を失った喪失感を置いて行くのか
空いた心の穴を何かで埋めて行くのか
宝箱を始めから無かったことにするのか
他に何か方法はある?
答えは出せないまま
とにかく前へ進んで行く
無理に出そうとせずに
出せるまで放置しよう
何があっても
世界はこんなにも輝いているのだから