うんたま森のキジムナー

うんたま森のキジムナー

宮古島の日々を綴っています!

国立療養所宮古南静園の敷地北側にある船揚げ場の
浜の崖に、U字型の壕がある。

この東海岸一帯は、戦時中、米軍が上陸する地点と想定されて
いたため、上陸を阻止するための重火器が設置されていた。


パイナガマビーチの西側にも砂浜が途切れる部分の岸壁に、
石灰岩をくり抜いて坑道を作り機関銃壕がある。


そして久松五勇士を称える記念碑の西側の緩斜面下にも
機関銃壕がある。壕口は狭くなっているが、中は立って歩ける
ほどの広さで、銃眼は東側と南側の2カ所に配置されている。
内部にはコンクリート作りの台や、爆風避けの壁が作られている。

かって、この壕の西側は海岸線であったが現在は埋め立てられている。


これらは機関銃を設置していた壕で、
平良西原(パナタガー嶺のファームポンド付近)宮古島内では数少ない
高地の一つ、パナタガー嶺の中腹あたりに宮古島最大の砲台壕がある。
50mほど琉球石灰岩を掘り抜いた壕で、通路の幅は大砲を入れるため
広く、砲台設置場所はコンクリート作りで、階段を上がった先には
着弾地地点を観測する場所もある。
戦後、鉄が高く売れたため、この中の鉄筋など売られたそうだ。

機関銃壕や砲台壕はひっそりと隠れるように残っている。