台頭著しい台湾映画。閉館してしまう映画館の楽日(最終日)を言葉少なに描いた作品。

この作品は映画好きでたくさん映画を観ている人、と言うよりも、映画館にたくさん足を運んでいる人にとって評価が高い作品なのかも知れません。映画館と言っても今の主流になっているシネコンの類ではなく、昔の二本立てなんかをやっていた時代の話。ここ数年で映画館に通い出した自分には、まだこの作品の良さをきちんと理解するには至りません。が、この作品の持つ雰囲気は好きです。ちょっとしたユーモアもあり、シュールさもあり、それでいて切ない。

いつかこの作品を再び観る事があったなら、映画というモノに対する想いの分だけ作品への評価が変わるような気がします。映画好きなら一度は観てみる事をオススメします。(娯楽大作みたいなのが好きな人には向かないと思いますが…)

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