ゲド戦記

スタジオジブリのアニメ映画ですが、宮崎駿監督の作品ではなく、息子の宮崎吾朗監督の処女作。竜や魔法使いが出てくるファンタジー。

元々は宮崎駿が原作者に映画化を打診して断られ、その後の実績から今度は逆に原作者側から映画化の依頼が来たのがきっかけで作られた本作。なんで息子が監督なのに映画化してるのか疑問だわ。宮崎駿が「ゲド戦記」でやりたかったアイデアは他のジブリ作品でやってしまったからもう「ゲド戦記」の映画化に興味が無いのは仕方ないにしても、それを実績のない息子が代わりに映画化することに原作者は反対すべきなんじゃないんですかねぇ。

長い話をこれだけ短くするんだから無理もあるだろうけれど、そんなことよりも終盤の手抜きっぷりが観てられない。