
「プライド 栄光への絆 / Friday Night Lights」
実在する高校アメリカン・フットボール・チームの1988年シーズンを綴った真実の物語。
アメフトそのものがアメリカと違って日本ではかなりマイナーなスポーツ。自分はある程度のルールは知っているけれど、ルールを全く知らない人がこの作品を観たとして、試合のシーンをどれだけ楽しめるのか若干疑問ではあります。描きたかったのが人間のドラマであるならば、試合のシーンではその迫力だけをクローズアップしたかったのでしょうか。
ゲーム展開もまたドラマだと思うのですが、劣勢から反撃を開始するにあたりその切っ掛けみたいなものが映っていませんよね。自分が見落としているだけなら構わないけれど、あまりにも唐突に強くなったりするから違和感を覚えます。試合以外のシーンでは丁寧に人間関係を描写しようとしている(できているかどうかは別にして)のに、試合のシーンでは彼らの心の内側を全くと言っていいほど窺い知れない。
物語の終盤にコーチが選手たちを激励するシーンには感動したけれど、それ以外のシーンは全体的にいまいち。つまならない作品では無かったけれど、もっと良い作品に出来る素材だったんじゃないかな。もったいないね。