
テアトル池袋で「1リットルの涙」を観ました。関東での公開初日でしたが、舞台挨拶のある回では無かったので割りと空いてました。
映像は十数年前に撮ったものかと錯覚するくらい酷いです。色彩も何もあったものじゃない。ただそれ以上に主人公に訴えかけられるものはあります。
主演の大西麻恵の演技は本当に障害者がそこにいるかのようでした。あれが医師などの指導を受けずに勉強してやったものだというんだからスゴイ努力だと思います。
話の内容は、若くして脊髄小脳変性症という(現在ではまだ)不治の病に罹ってしまった少女が、病気になってからどう生きたかをリアルに映し出したものとなっています。
実話を元にしているからという意識が働いているせいか、観ていて本当にツラかった。本当にツラかったのは病気に罹った本人や、その家族、関わった人たち皆でしょうけれど。
治ることはないと知りながら、それでも常に前向きに、少しでも人のためになりたいと考えて生きたその健気な姿に胸を打たれ、思わずこみ上げるものがありました。
映画としてはどうかと思いますが、生きることについて考えさせられる作品。