海を飛ぶ夢

新宿武蔵野館 1にて「海を飛ぶ夢」を観ました。

事故により四肢の自由を奪われたラモン・サンペドロという実在した人物の手記を映画化した作品。完全なノンフィクションではないものの、実話に基づいているそうです。何のために生きるのか。人間の尊厳とは何なのか。

生きるために死を選ぶラモンだけでなく、そんな彼を取り巻く家族や友人の心境までもが丁寧に描かれています。観ながら生死について色々と考えさせられました。でも何が正しいのかは今でも結論が出ません。愛する家族が死にたいと思っているだなんて辛いだろうな。でも、生きていることが死ぬことよりも辛い状況だってあるだろうし。だからと言って死ぬことは倫理的に許されるのか。倫理的に許されないと死んではいけないのか。

義理の姉マヌエラが神父さん(だったかな?)に対して悲痛な想いを叫ぶシーンが印象的でした。