梅酒 | みんなで食べるとおいしいねっ。

みんなで食べるとおいしいねっ。

これが我が家の合言葉。
卵アレルギーでも、みんなと同じ、おいしいごはんを。
お母さんは家族の専属シェフ!
卵除去食からおうちメニュー、アウトドア料理まで、ちょっとご紹介。

梅仕事7年目、いよいよ本番。


今年の梅は、生育が遅く、小ぶりが多いようです。

毎年、和歌山県みなべ地方の南高梅を選んでいましたが、

近場で仕入れていた八百屋が、なくなってしまいました。

去年から、どこの梅にしようかと模索しているのですが、

なかなか出会えず。

今年も、去年に引き続き、

和歌山県産の南高梅Lサイズです。


梅酒


みんなで食べるとおいしいねっ

材料:

南高梅……1kg

氷砂糖……600g

ホワイトリカー……1.8L



調理器具:

ざる

梅酒用ビン

竹串

キッチンペーパー



作り方:

1.青梅を優しく水洗いし、大きなボウルなどに浸してアク抜きする。ちょっと熟してきているのもあるので、黄色っぽいのはあく抜きせず、他は1時間ほどあく抜き。


みんなで食べるとおいしいねっ


2.ざるにあげて、しっかりと自然乾燥。半日くらい、風通しの良い日陰に置いておく。

みんなで食べるとおいしいねっ


3.漬けるビンをしっかりと洗い、沸騰させたお湯で熱湯消毒し、さかさまに乾かしておく。ビンが冷めるまでにちょっと時間がかかるので、2と同時にやっておくとよいかも。


4.2の梅を、キッチンペーパーなどで汚れや水気を拭きとりつつ、竹串でなり口のほしを取る。傷や斑点が出てる梅は、戦力外通告です。

みんなで食べるとおいしいねっ

右はまだほしがついています。

5.3の熱湯消毒し、乾かしたビンに、ホワイトリカー大さじ2くらい入れて、回しながら全体をアルコール消毒する。


6.4の梅を静かにビンに入れ、一段分くらい入れたら氷砂糖を入れ…と交互にミルフィーユ状にビンに入れていく。

みんなで食べるとおいしいねっ


7.氷砂糖も梅も入れ終わったら、静かにホワイトリカーを注ぎ、蓋をして、冷暗所に保管。

みんなで食べるとおいしいねっ


梅ジュースとは違い、アルコール度数の高いものを材料に使うので、

時々、のぞいてゆすってあげるだけで平気。

ゆすると砂糖の濃度が均等になるので、基本的にはほったらかし。


私の梅酒は、甘めに作りません。

さっぱりと、酸味が好きなので、甘さ控えめ。

甘いのを好む人が飲むときは、

飲むときのグラスに、はちみつやガムシロップを加えています。

甘い梅酒を、甘さ控えめにはできないけど、

甘さが足りない分には補えるから。


お酒も、以前は何種類も漬けていましたが、

3歳の息子の妊娠出産を機に、漬けるけど飲みきれない状態が続いたため、

おととしからは、1種類1瓶だけ漬けています。

お酒は、長く持たせるために、アルコール殺菌力が強い、35度以上をオススメします。

眞露とか、ほかのお酒でも美味しいんだけど、

長期保存は向かず、冷蔵庫保管になると、すぐ飲みきらないと傷みます。


砂糖も、速く溶かす梅ジュースとは違い、

速く溶けると、アルコール度数が下がるために、

殺菌力が落ちてしまいます。

なので、やっぱり、長く熟成させたいなら、

リカーやブランデーなど梅酒用と書かれた35度のお酒と、

氷砂糖が無難で、失敗がありません。

水分が一番の敵なので、

水分含量が多い砂糖は、特に注意深く見守る必要があるので、

ベテランになってから、チャレンジした方がいいと思います。


梅は、青梅がいいと思います。

黄色く熟し始めてからでもできますが、

濁りや傷みがでやすくて、

なかなか扱いが難しい。


失敗がない、梅酒は、

やっぱり基本中の基本で、

青梅1kg+氷砂糖800g+ホワイトリカー1.8L

かな。

700~800gくらいの砂糖が、万人受けする甘めの梅酒だと思います。


青いまま、宝石みたいな氷砂糖、透明のリカーに漬かった漬け始めの梅酒は、

本当に涼しげです。