野菜や魚を美味しく食べる、天ぷら。
市販の天ぷら粉は、卵を使用しています。
水と小麦粉だけでも、天ぷらにはなりますが、
天ぷら自体が難しいのに、ごってり衣になり、
せっかくの旬の野菜も台無しに。
なので、炭酸水を使います。
天ぷら（卵なし）
ちょっときつね色になっちゃたけど…
材料：
小麦粉……１カップ
炭酸水（砂糖不使用）……１カップ
好みの野菜や魚など
揚げ油
作り方：
１．ボウルに小麦粉を入れ、炭酸水を加える。冷えてなくてＯＫ。炭酸水を入れただけで、小麦粉が泡立ちます。
２．軽く混ぜ、ちょっと水っぽいかなというくらいの衣で大丈夫なので、そこに揚げる材料を入れて、衣を全体的につける。
３．１８０度に熱した揚げ油に、２の衣のついた材料を静かに入れて、両面をさっくりと揚げる。
たいして衣がついてないなーと思うくらいで、十分サクッと揚がります。
炭酸水で揚げる理由は、
水よりも速く水分が蒸発するため、衣がサクッと揚がるんです。
そのため、揚げる時間が短くなり、具材の水分が蒸発して硬くならずに揚げられます。
冷めても、カラッとした食感は残ったまま。
塩好きなので、天ぷらも塩。
天ぷら専用の塩で食べています。
ちなみに
今回は、北海道石狩地方のわかさぎだけの天ぷら。
揚げやすく、食べやすい。
でも、子持ちが多いので、オスを使用しています。
ししゃもも、オスです。
オスのほうが、魚自体は、本当は、美味しい。
卵アレルギーの娘は、魚卵がもっとダメなので、
いつもオスを食べています。
むしろ、ぜいたく品で、本当の美味しさを知っている。
アレルギーで、食べられないものが多いことが、
食を豊かにしているんです。
舌の肥えたこどもに育ってますが、
それも、与えられた試練から得た才能かなと、思っています。