お泊まりデートの帰り道。
心がこんなにも満たされて穏やか。
いつものことながら、優しかったなぁ。
突然女の子の日になってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだったのに、彼は全然怒ったりしなくて、いいよ無理せんとこってキスして頭撫でてくれたり、終始体調気遣ってくれた。
優しすぎてきゅんってなった。
いつもはダブルのお部屋で予約するけど、今回は空きがなくて初めてのツイン。
離れて眠るのが寂しい気がして、先に寝そうになってる彼のいるベッドに枕持って来て、隣でくっついて寝た。連勤続きな上に仕事の合間3時間位しか眠れてなかった彼は、いつもと違って本当に疲れきっていたみたいで、私がくっつくと安心したのかすぐに深い深い眠りに入っていった。
と。。
しばらくしてバッと私の布団がなくなった。
寒くて隣を見ると、彼が布団を脚で挟んでぐるぐる巻きにしていた。布団がほしいけど、引っ張ったら起こしてしまう…どうしよう…。
ちょっと考えて、隣のベッドに移動することにした。本当は一緒に眠りたいけど、寂しいけど、今日の彼にはゆっくり熟睡させてあげたい。
明け方起きた時に私が居ないと悲しむかなぁ…
いや。でも今日は我慢しなきゃ。
隣のベッドで珍しくイビキをかいてる彼を見つめながら、本当はあったかい彼のそばで眠りたい自分のわがままな気持ちをグッとこらえた。綺麗な冷たい布団が寂しさを誘って一瞬うるっとした。
すごく疲れてたはずなのに限界まで起きて私と楽しい時間を過ごす事に一生懸命になってくれてありがとねって感謝しながら、一応、彼が隣に来てもいいようにベッドの左端に寄って寝た。
明け方、彼にぎゅーっと抱きしめられる感覚でほんのり目が覚めた。あ、来てくれたんだ…zz
しばらくしっかりと抱きしめられたもんで、寝ぼけながらも彼の頭をなでなでしたり、背中をさすったりした。
あったかくて、しっかり抱きしめる優しい腕。
こんなに必要としてくれるんだなぁ…かわいい。
「愛おしい」という気持ちでいっぱいになって、一緒に眠るだけでこんなに幸せなのかと思った。
トイレ行きたいけど、、このままがいいな…zzZ
朝、隣に居なくてびっくりした?と聞いてみると、うんと不服そうに答えていた。そっかそっかごめんね、あまりに疲れ過ぎてる様子だったから、邪魔せず熟睡させてあげたかったと離れた理由はちゃんと伝えた。でも全部返事はウンだった。
こりゃ寂しかったな、絶対。
帰宅後LINEしてたら、
俺も寒かったw 一緒の方があったかい
と言われてしまった。
話の流れ的にニュアンスあれだけど、
要は寂しかったってこと。笑
例え私のイビキで途中起こされようが、布団の取り合いで起こされようが、そんなの構わないという事なのか。すごいな。
そっかぁ、一緒に眠る方が良いんだ。わかった!
本音が聞けてちょっと嬉しくなった。
いい休日やー!と満足そうに言われて嬉しかった。
楽しかったね♡