さてこの前のワシントンでのトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談ですが、とんでもないことになりましたね…
トランプは最近はロシアと親密さをアピールしており、自分がこの戦争を止めると意気込んでいました。しかしこれを見るとウクライナのことなど何も考えていないのがよくわかります。
今のトランプの頭の中にはウクライナに支援した金をレアアースといった鉱物資源を奪い取って支払わせるということしか頭にないようです。仮にも世界的な権力者であるアメリカ大統領がこの態度ではいけませんね。マフィアそのものですね。
僕は基本的にゼレンスキーは好きじゃなかったのです。日本からもかなりのお金がウクライナに渡っています。しかも使途が明確になっているわけではなさそうです。日本だってウクライナから何かをもらわなければ割に合わないとさえ思っています。しかしそれは裏でやればいいいことであって、ここまでメディアの前で戦時中の大統領に向かって「スーツを着てない」だの「援助に対して感謝もしていない」だのと言ってしまうのはどうかと思います。
ゼレンスキーは確かに礼儀知らずな奴というイメージはあります(日本の支援に対しても屁とも思ってなさそうです)が、トランプがあまりにヒートアップしてキレてしまっています。副大統領のヴァンスがけしかけたようにも見えますが、ゼレンスキーはこの場では我慢するしかなかったと思います…
しかしこれではロシアや中国を喜ばせるだけでしたね。ロシアは北方領土、中国は沖縄を狙ってきます。まずは台湾を狙ってくる。トランプがいる間はアメリカは大国と構えるつもりはない。つまりアメリカはロシアや中国の味方です。
もしかしたら中国はトランプの任期中に台湾を狙って軍事侵攻するかもしれません。
ただハチャメチャなトランプの後は流石にもっと普通の人間が大統領になるでしょうが、これからの4年間は世界は揉めますよね。
個人的にはトランプは嫌いではなかったのですが、これはマナーが悪すぎますし、この男を大統領に選んでしまうアメリカはどうなってしまったんだという感想です…