昨日ですが、東京世田谷区内を走行していた小田急小田原線の電車内で20代から50代の乗客が刃物で刺されるなど重軽傷を負ったという事件がありました。警視庁は犯人の自称派遣社員の対馬悠介容疑者(36)を女性への殺人未遂容疑で逮捕しました。

 

 

とここでこの対馬容疑者のコメントです…

 

「大学時代にサークル活動で女性から見下され、出会い系サイトで出会った女性ともうまくいかず、勝ち組の女性を殺したいと考えるようになった」

 

「誰でも良かったが人を殺せなくて悔しい。でも逃げ惑う姿を見て満足している」

 

「途中で乗客が降りられないため逃げ場がなく、大量に殺せるから」

 

とのことです。ちなみに凶器の牛刀は2年前に自殺しようと購入したのですが、自殺は痛そうだからやめたとのことです。もう素直に死んどいてくれや!

 

 

こういう奴を見るたびに思うことがあります。「誰でも良かった」とか言いながらそれはすべて嘘です。本当に相手が誰でも良いならプロレスの道場やボクシングジムや相撲部屋など強い男たちがいる場所にでも刃物を持って乗り込めば良いわけです。それをしないということは誰でも良くはなかったということです。不意打ちで女性を狙い撃ちするのは卑怯の極みですね。

 

 

ちなみに女性に見下された恨みが募って今回の事件の出発点になったとのことを話しています。

 

 

今回の事件でもうひとつ思ったのは、こいつは多分無職みたいなものですからおそらく格差社会の下の方にいる人間ですよね。格差はどうしても下にいる人間に恨みとか被害者意識という負の感情を募らせてしまいます。負の感情を持った人間が凶器を持って脳にある種のスイッチが入ってしまうとこういう事件が起きてしまうのか・・・とこれは遠い世界の話とはとても思えないですね。

 

 

日本は今や先進国の中でも一番貧しいといってもいい国です。一部の人を除いてみんなお金がない。政治家も無能の集まりで何の対策も打てない(もう何十年も)。おそらく多くの人がもっと貧しくなるかもしれません。

 

 

こいつは中央大学出身(中退)なので、大学入学時の偏差値的なランクとしてはエリートな部類なわけですが、学歴=収入にならないのが、今の世の中です。こいつは大学中退後はアルバイトを転々としていたとのことなので、やはり格差への恨みなどの負の感情が突き動かしたのかなとは思ってしまいます。とりあえず早く逮捕されて一安心でした。