僕の中で正統派アイドルの最高峰がまゆゆこと渡辺麻友ちゃんなのですが、その後輩としてはぱるること島崎遥香ちゃんを次世代エースとしてプッシュしていきました。ぱるるはまゆゆのような完全な正統派アイドルとは別に自我を確立したというか、別の路線で生きていくような感じになったので、今回は外します。
今回は最高の正統派アイドルになれそうだったけどなれなかったメンバー紹介になってしまいます。
まずは14期生の小嶋真子ちゃんです。
まゆゆ&ぱるるの後は間違いなく彼女の時代だ!と言われていました。2012~14年くらいだったでしょうかね。当時のアイドル関係者の記事を見ると、東京オリンピック(当初の2020年)のエースは小嶋真子だろう。彼女がいればAKBは安泰だ・・・というような記事も結構ありました。
またこじはるら先輩も加入してまもないのにオーラがある!と絶賛していました。乃木坂ほど洗練されたビジュアルではなかったもののそれもまたAKBらしかったですし、何より人気がありました。確か研究生の時点ですでに選抜メンバー並みの握手券売上を誇っていたはずです。
研究生時代からセンター映えしていたし、パフォーマンスも良かったです。しかしどうもAKB以外の一般層に魅力が伝わらなかった感じです。実際に彼女には当時のAKB運営もかなりのリソースを割いていて、当時所属していたユニットで冠番組もやらせていましたしね。ゴールデンの番組にも出したことがありました。
でも見つからなかった。思ったより一般層からの認知度が跳ねなかったですね。今よりはギリギリまだ良い時代だったんですけどね。
僕も当時いろいろ考えてみたのですが、彼女の場合はビジュアルが劇場やライブで見ると可愛いのに、テレビ映りがイマイチだった気がするのです。まゆゆやぱるるはテレビだろうが実物だろうが雑誌だろうが関係なく可愛かったですが、彼女の場合はテレビに映った一瞬で視聴者を掴むというタイプではなかったのかな?と思っています。ちゃんと見ないと魅力が伝わらないというか。
それは別に彼女が悪いわけではないです。神7だって最初から垢抜けていたわけではないですからね。その後逸材揃いの15期生やこれまた逸材揃いのチーム8の加入などで、AKBも以前ほど彼女にリソースを割けなくなり、徐々に埋もれていったという感じです。
そんな中で握手会での塩対応やらスキャンダルやらも重なってしまいセンター争いから大きく脱落してしまったというところでしょうか。
最高の正統派アイドル候補だった小嶋真子ちゃんは結局予想より少し早く卒業してしまうことになったのですが、彼女の能力をしても、あれだけ当時の運営がゴリ推ししても、エースにはなれなかった。本人の努力、時代、運・・・その他いろいろなものが奇跡的に重ならないと、超正統派アイドルは生まれないのだなと実感しましたね。