さて氷河期世代の僕もそれなりに長く社会人をやってきました。時間は過ぎてみるとあっという間ですね。その間には異業種への転職も経験しましたし、それなりにビジネスマンとしてのスキルも身についてきたのかなと自称しています(周囲に認められているわけではありません・・・)。

 

 

僕が今振り返って、「社会人として大切だよな」と思っているスキルが1つあります。別にWordとかExcelとか言うわけじゃないです。違った意味のスキルです。

 

 

そのスキルとはズバリ、"ミスをリカバリーするスキル"です。もっとあくどい言い方をするとミスを揉み消すスキルです。

 

 

なんでこの考えに至ったのかというと、人間にとってミスは避けられないものです。今まで優秀な人間はいくらでも見てきました。でもその優秀な人でもミスはします。ミスをしない人は僕は見たことないです。経営者レベルでもそうです。大事なのはミスを取り返す能力です。間違えてもそれを処理することができればミスを怖れる必要はないのです。

 

 

僕は自分の仕事をしながら、これをもし間違えたときはどうしようとシュミレーションしておくようにしています。もちろん間違えないようにする努力もしますが、どうしても集中力が落ちてしまい、ボーっとしてしまう時間帯があるし、何となく仕事を惰性でこなしてしまうときもあるし、なんか考え事しながら仕事をしてしまうこともあります。それでミスをしてしまうことも残念ながらあるのです。

 

 

でもそれを上手く周りからわからないようにするというか、上手く有耶無耶にして揉み消すスキルはかなり上がってきました。もちろん会社やお客様に損害を与えないレベルでの話ですけどね。それ以上大きな失敗だったら正直に方向して謝ってやり直します。そこはしょうがないです、そこで黙っていると傷口が広がってしまうから・・・

 

 

もちろん一番大切なのはミスをしない方法を考えて実行できる能力でしょう。でも多分ミスはゼロにはなりません。だからこそミスをリカバリーする能力が大切なのです。