先日ボクシングの世界タイトルマッチ・山中慎介VSルイス・ネリの試合が行われました。この試合はバンタム級なので体重制限が前日計量で53.5kg以下というところを、ネリは55.8kgでなんと2.3kgMもオーバーする事態になっていました。そこで世界タイトルを剥奪されました。しかし試合は中止せず・・・。

 

そしてルールをしっかりと守って体重制限を守ってきた山中に対して、2階級以上も上の体重で試合に臨み山中を2ラウンドTKOしました・・・。

 

ネリを世界タイトルを守るよりも無敗記録を守るためにわざと体重オーバー(あまり減量をせずに)して、大きい体で優位に戦って自らの無敗記録を守ることを優先しました。確信犯のクソ野郎です!

 

ボクシングってのは各階級は体重制限が細かく決められていて、それが競技としての重要なファクターになっています。逆に言うとボクシングみたいな格闘技は体重を加味しないとすると、基本的に体が大きい人が有利なのです。180cm80kgの人と160cm60kgの人が戦ったら大きい人の方が有利なのは誰が見ても明らかです。だからこそ体重で階級を分けて、平等に戦える競技にしたのです。

 

では前日計量の時点で体重オーバーしてタイトルを剥奪されたにもかかわらず、なぜ試合が実行されたのか?

 

これはボクシングが興行であるからです。テレビ中継も決まっていますし、色々な利権が絡んでいる関係で実施せざるをえなかったのでしょう。でも結果論になってしまうかもしれませんが、これは試合を中止して、すべての賠償金をネリ側に請求するべきでした。そもそもネリみたいな悪人が強ければなんでもいいというヤツは除外していかなければならないです。これは町の喧嘩ではなくルールあるスポーツなのですから。

 

何が言いたいかというとネリみたいな汚物はもう日本出入り禁止にしろってことです!