2017年の大晦日の紅白歌合戦をもって平成の大スター安室奈美恵が引退しましたね。僕は紅白に関してはホントにAKBしか見てなくて、安室奈美恵に関してはどのタイミングでどんなパフォーマンスを披露したのか知りません。
ですが僕は仮にも安室世代でアムラー世代の男ですので、彼女についての感じていることを書いてみようかと思います。
ヤフーニュースである記者の方が書いている記事を見ました。それによると日本のメディアのレベルはあまりに低く彼女について報道しているにもかかわらず、その内容は彼女の20年前の代表曲「CAN YOU CELEBRATE?」で時間が止まっているとのことです。確かにそうですよね。メディアが彼女の功績を報じているくせに、それはもう20年前の功績ばかり語っていて、彼女の現在の楽曲などが流れることは少なかった。しかし今や彼女は小室プロデューサーから離れてからの方が芸能活動の方が長いといっても良い。
僕は彼女については熱心なファンではなく、一般程度の知識しかない。そんな僕に彼女の小室以後の活動があまり伝わってこないのだ。それはどういうことか?
結局彼女ほどのスターであっても、ブームの間だけ消費されていた消耗品扱いを受けていたということにならないと思います。ブーム以後は彼女は自ら自分の求める音楽を追求して、自ら消耗品扱いしかできない日本のメディア(とりわけテレビ番組)から距離を取ったのは正解だったと言えます。
芸能人はみんなそんな扱いを受けていますが、仮にもブームを作った人間(AKBにも言えます)に対してリスペクトが無さすぎるし、そんなメディアに頼らない生き方を見せてくれた彼女は偉大だったと思います。