今日も昔アルバイト時代に僕が垣間見たブラック業界である飲食業界について書いてみようと思います。
すき家、王将、マクドナルド、和民・・・これらのお店に行ったこともあるという人は多いと思います。飲食業界の大手ですからね。実は今あげた会社は過去にすべて労働関係の問題を起こしてニュースになっている会社です。サービス残業や名ばかり管理職問題、果ては過労自殺ですね・・・。
なんでこんなことやっているのかというと、結局のところ、飲食業界って従業員を取り換え可能な駒としか見ていないんですよね。提供する料理はセントラルキッチンであらかじめ作られている半製品や冷凍品ですから、マニュアル通りに調理すれば誰にでもできるというわけです。誰にでもできる仕事に大金なんぞ払えるか!というわけです。だから従業員を安く軽く扱う。ただ頭数さえ揃っていればいい程度の扱いです。
辞めたら辞めたで次の駒で穴埋めすればいいという考えです。経営者は労働者には労働者の人生があることなんか考えたこともないというわけです。
これは実際には超大手の会社以外はどの業界の経営者もこんな感じのスタンスです。特に小売店や工場はこんな感じのところが多い。でも労働者にしてみると仕方ない面もあるのです。毎回違った風にクリエイティブに頭を使う仕事なんてそんなにないですからね。どうしても毎日がルーチンになってくる。
ただ人間を駒のごとく扱う経営者はかならず労働者のしっぺ返しを食らうとは思います。現に最初に挙げた企業は世間から叩かれ、一時的にせよ客足が遠のきましたからね。昔は社内のことは隠し通せましたが、SNS全盛の時代に都合の悪いことに蓋をしたとこで、蓋なんか吹き飛ばされて外から色々なものが入ってきます。そう考えるとSNS時代も悪いことばかりじゃないのかもしれません。