さて年末にハマっていた漫画がありますので、ちょっと紹介したいと思います。といっても有名な作品なので知っている人は多いかもしれませんが、僕は読んだことありませんでした。

 

野球漫画「MAJOR」です。

 

もうすでに完結している話で、コミックスで全78巻あります。主人公の茂野吾郎の幼少期からプロ野球選手としての活躍までを描いています。

 

簡単にストーリーを紹介すると、プロ野球選手の息子である主人公は幼少期にプロ野球選手であるお父さんが試合中の事故で無くなってしまいます。そんな生い立ちの中で小学生時代から圧倒的な才能を見せていく主人公ですが、弱いチームや弱小高校などを選んでしまうため、甲子園などには縁がありません。高校卒業後に渡米しマイナーリーグからメジャーを目指すといった感じです。

 

個人的にちょっと面白いなと思ったのは、高校野球をバリバリやるのに、また才能もあるのに甲子園での活躍を描かない(というかチームが弱くて出場できない)ところと、野球生命にかかわる大けがを何度もしてしまうところです。これがジャンプ系の漫画だったらもっと順風満帆な野球生活になると思うので、そこに逆に魅かれてしまいました。

 

この漫画の連載時期が1994年なので、いわゆる野茂英雄が実際にメジャーリーグで大旋風を巻き起こした時期にも重なるので、日本の野球界よりもメジャーリーグに重きを置いて描かれています。たまにはスポーツ漫画も良いですね。