僕の人生哲学に"人は誰でもオンリーワン"という言葉があります。
この意味はそのままです。SMAPの某代表曲からの影響がありありですが、身をもって考えたことでもあります。
人間はオンリーワンです。ナンバーワンの椅子はひとつしかなく、並の人間では座れない椅子です。その椅子に座る人は人生の価値が上がるでしょう。でもその椅子に座れなかったとしても、人間としての価値が落ちるとは到底思えないです。
ひとりひとりが違うものですし、産まれてきた条件も環境も違う。どっちみちナンバーワン争いは平等ではない戦いなのです。不平等な戦いに負けたからといって、その結果を悲観することはないです。時の運もありますから。
先日コカイン疑惑で俳優を引退されて成宮寛貴さんが、この仕事をする上で人に知られたくないセクシャリティの部分を暴露されたというようなコメントを残しました。コカイン云々の真相はわかりませんが、セクシャリティの部分は隠したくなることはあると思います、人それぞれ。でもセクシャリティの部分が一般的な人と異なるからといって、その人の価値が下がることは絶対にないです。
よく日常生活で俺の変わりはいるんだからといって落ち込む人がいます。すごくわかりますし、社会人としては少なくとも職場ではそう考えてしまうシチュエーションはあります。ただ会社で自分の代わりに働ける人がいたとしても、人間として代わりになれる人はいません。同じ人間は2人といないのです。
人は誰でも尊くて、替えがきかないものなのです。