先日ちょっと感傷的になってしまったAKB関連のニュースがありました。
チームK所属の13期生の相笠萌さんが卒業を発表しました。このブログになってからは彼女のことは取り上げたことはありませんし、チーム8箱推しとなった今はほとんど興味もなくしていた存在ですが、僕は元々が研究生推しだったこともあり、彼女のことは研究生公演を観に行ったことがあるから、尚更よく覚えています。
もう結構前のことになりますが、当時の13期生の研究生公演を観に行きました。相笠萌さんはその中でも中心的な存在で、得意のダンスは切れ味鋭いナイフのようで、上昇志向の塊のような性格で、当時から選抜の一列目が目標だと公言していました。
しかし彼女はいわゆる正統派アイドルっぽいルックスではなくて、ルックスの評価は高くなく、おまけに気分屋なところがあり、ファンにSNSで暴言を吐いてしまったりと、かなり迷走してしまいました。おまけに誰が見てもわかるくらい太ってしまいました。そんなわけでアンチが増えはじめAKBに加入当時は同期の中ではセンターに近い位置だったのに、徐々にポジションが後ろに下がっていき、選挙では圏外、握手会はガラガラといった惨状になってしまいました。
彼女がいろいろと迷走している間も、時間は止まってくれません。外見の可愛い後輩達に序列はごぼう抜きにされ、今のチームK公演ではスターティングメンバーから外れるといったところまで追い込まれました。同期はもちろん後輩にも選挙でも握手会の完売数でも抜かれて、ついにAKBに居場所を失っての卒業となりました。
AKBは特殊な世界ありシンプルな世界でもあります。"人気"がすべてなのです。人気とはどれだけ選挙の順位が上がるか、どれだけ握手会に人を呼べるか、主にはこの2つです。彼女にはダンスという圧倒的な武器がありましたが、人気を獲得することができませんでした。本人もとても序列が目に見えるこの世界でとても悩んだようです。
芸能活動は続けるらしいので、とにかくまずは痩せてルックスのコンディションを整えて、気持ちを新たにして、自分の武器を棚卸して、外の世界で頑張ってもらいたいです。