日本の家電メーカーといえば、かつて高度経済成長期に日本経済を牽引し、バブル経済期には世界を席巻した存在でした。名前をあげれば、SONY、パナソニック、日立、東芝、シャープ、三洋電機、三菱電機などですね。


ただ2000年を過ぎたころからか、魅力的な商品を世界市場に出せなくなってきました。機能的には優れているにもかかわらず売れない。理由は色々あるのですが、ひとつは韓国&中国の低価格家電に押されたこと。また日本の技術者の韓国メーカーへの流出、自動車メーカーと同じに1つの国に家電メーカーが多すぎて国内戦で消耗してしまった・・・他にも色々あります。


僕が今声を大きくして言いたいのは、ズバリ"家電のデザイン"です。日本メーカーの家電はデザインを軽視しすぎています。例えばパソコンがみんな四角かった時代にアップルが出したスケルトンデザインの初代iMac。家電好きの僕としては衝撃のデザインでした。パソコンがスケルトンですよ。




こんなデザイン普通思いつかないですよね!今見ても革新的なデザインでした。当時大きく低迷していたアップルがウィンドウズ全盛期に風穴を開けましたからね。僕は日本の家電メーカーにないのはこれだと思いますね。


「うわー!何だか知らないけどスゲー!」って思わせてくれる商品を作って欲しいんです、日本の会社に!日本製品は機能は最高です。故障だって少ないし、アフターサービスも海外メーカーよりはいい。あとは発想の問題なんですよね。


1つ今までにないことを思い浮かべてそれを作りきれれば、まだまだ世界で戦えます!かつてのSONYの「ウォ―クマン」のように発想ひとつで世の中を変えられます。ひとりの家電好きとして、またひとりの日本人として、まだまだ日本の家電メーカーには頑張ってほしいですね。