元気でいるためには
体の細胞1個1個に
よい栄養が行き渡る
ことが必要ですが、
そのためには
栄養を運ぶための
道路にあたる血管と
栄養にあたる血液
が重要ですね。
漢方には
血流をよくする
活血化瘀薬と言われる
良いものがあるので、
瘀血？
冠元顆粒？
という方は
是非知って
いただけたらなあ
と思います。
冠元顆粒は
中国で狭心症や心筋梗塞
のために研究開発された
冠心Ⅱ号方という方剤
がもとになっている
そうなのですが、
多大な情熱と努力の成果により
日本で医薬品として承認され
発売されるようになってから
30年になるそうです。
活血化瘀薬には
沢山の方剤があり
それぞれに素晴らしい特徴
があるのですが、
今回ご紹介している
冠元顆粒は
丹参という生薬
が使われているという点
が他の方剤との違い
として上げられる
かと思います。
丹参は
現代中医薬では
最も注目されている生薬のひとつ
とのことで、
・抗動脈硬化作用
・抗血栓作用
・血管拡張作用
・血液循環改善作用
・抗酸化作用
など
の薬理作用があるそうです。
瘀血というのは
原因として
・血寒(冷え)
・血虚(血液不足)
・陰虚(消耗、炎症、熱)
・気滞(ストレス)
・気虚(疲れ)
・痰濁(血液の汚れ)
・外傷
などがあり、
血流が悪くなった
結果として
・さめ肌、色素沈着→肌あれ、しみなど
・痛み→肩こり、頭痛、生理痛など
(刺すようなひきつるような固定痛で
夜間に悪化することが多い）
・腫塊→腫瘍など
(部位が固定、硬い）
・出血→皮下出血、紫斑、痔、タール便など
(暗紫色、塊があることもある）
などの症状が現れます。
症状としては
軽いものから
重篤なものまであり
一概には言えませんが、
どんなに摂生していても
加齢で現れる部分は
避けられないかと思うので、
上手に活用していただいて
元気に過ごせる方が
増えるといいなあ
と思っています。
