昨日はワタナベオイスターのセミナーがあり、東京国際フォーラムへ行って来ました。
東京マラソンの応援の方なのか、スタッフの方なのか、お揃いのコートを着たグループの人達と地下鉄で一緒になりました。
楽しそうで、ついて行きたくなりましたがガマンして
セミナーのお題は
"肝臓を守る"
ぴったりな話題です。
春は変化が多いので、体力のない人は
とにかく疲れがひどく感じますし、
気持ちも不安定になってしまいます。
イライラしたり、ため息が多くなったり、
病気以前の不調の段階でケアすることが、
元気の秘訣ですね
漢方で考える肝臓は、気(エネルギー)を
体の必要なところに分配する役割を担っています。
気(エネルギー)がうまく分配できずに、
滞るとイライラの原因に。
ため息をつくと、少し気が動きラクになるので、回数が多くなります。
疲れやすいのは、気(エネルギー)不足の場合と、気はあるけど必要な場所に分配されていない場合が考えられます。
漢方薬では不足していれば補うものが必要で、滞っていれば巡らすものが必要ですね。
セミナーではちょっと専門的かもしれませんが、気はATPであると
ごはんを食べると消化されて、いろいろな酵素の働きで形を変えて、ATPになると
エネルギーとして利用されるんですね。
ATPをつくる酵素がきちんとお仕事をするためには、亜鉛とかセレンとか、必要なんですが、不足している栄養素なんです。
ワタナベオイスターはカキのミネラル(亜鉛とかセレンとか)がたっぷり。
食事のバランスが悪くて体調が気になる人には、いろいろな治療薬を飲む前に、飲ん
でほしいです。
たくさん治療薬を飲むと、肝臓が傷つきますし
ちなみに、血液検査でASTやALTなどの数値が高くなるのは、肝臓の細胞が傷ついているから。
傷ついてできた穴からASTやALTが血液中に漏れででくるのですね
傷ついた穴を塞ぐのには、材料(たんぱく質)が必要なわけですが、ここでも亜鉛が登場。
必要なたんぱく質をつくる設計図のmRNAを合成する酵素(ややこしいですが)
に亜鉛が必要
↓
亜鉛不足だと
たんぱく質が不足して、
なかなか傷が治らない
ということで。
今回のセミナー、
他にも話題が盛りだくさんで、
頭がパンパンです