私たちの望むものは | 井坂茜ブログ!あかねこ★進化論*。
闘争生活終了です。

『タイム・フライズ』
ご観劇、応援、誠に誠に
ありがとうございました!

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なんだろう。
燃え尽きた、とか、寂しい、とか
全然ない。笑

むしろ、清々しいのは
なんでだろう?

って、考えた時に

わたし、まだ杉山さん
なんだと思います。

まだ、私たちの望むものは!と
高らかに歌っている気分です。

私たちは闘えるだけ闘ったのだと

儚く散っても
虚しく終わっても
なんの悔いもなく
恥じらいもない。

新しい歴史を芽吹かせよう、と
それは決して
大袈裟な言葉でも何でもない。

私たちは、本気だ。

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2幕のあたま曲中で
芹沢が静子に渡そうとした花が
ひょいとツネ子に渡してしまい
ツネ子が杉山、花村、古賀に
わけてあげるシーン。

ツネ子役の千鶴と2人で、
この花はアルストロメリアの花
だと、勝手に決めていました。

花言葉は「未来への憧れ」

籠城してから、
静子に待っていて欲しい芹沢、
芹沢と共に闘いたい静子、
自分の将来を真剣に考えた古賀、
古賀にずっと憧れていたツネ子、
恐れながらも一歩踏み出す花村、
迷いも見せずに立ち向かう杉山、

それぞれの、「未来への憧れ」

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知念ちゃん役のスワンちゃん!

この役もやっぱり私にとって
かけがえのない、
大切な大切な役でした。

スワンちゃんのお父様は、
アメリカ統治下の沖縄に
「海外旅行」経験があるそう!

その時の証明書がまだあって、
お稽古場で私にも見せてくれて
2人で盛り上がったりして。

知念役を経験していたからこそ
杉山が姉に止められるシーンの
「ベトナム戦争反対」の気持ちを
具体的に作れた様な気もします。

それに、
このタイムフライズ
という作品の大バラード
M7何かできるはず(知念)と
M13flower迷いなき心で(杉山)を
2曲ともお客様の前で歌った役者は
いま世界に私だけなわけです。

なんて幸せなんだろうって
本当に思います。

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そしてダブルの知佳さん!
打ち上げでやっと写真撮れた♡

もう何も言うことありません笑

なんだろう、
この信頼感は。。。笑

2幕はほんとに早着替えばかりで
flowerを歌う直前もなのですが
いつも知佳さんがいてくれて、
そして知佳さんに
「行ってきます」と言ってから
盆に乗り込むのです。

あの時の安心感ったらないです。

無条件に、この人は
私の健闘を祈ってくれている。
というのがわかるんです。

愛だなあ。

いつしかTwitterでも呟いたけれど
舞台袖ほど、
この舞台を成功させよう!
というエネルギーに満ちているのを
びしびし感じられる場所って
ないんじゃないかなあ。

舞台上は自分たちの力だから、
でも袖はね。
ひとのために、それを思ってるの。

素晴らしい事だと思います。

flowerの歌詞にも
「花は咲いて誰かが見て
その人は幸せに包まれる」
というのがありますが、

ほんとに私は舞台が好きだし、
舞台に関わっている以上は
ひとのためになる事をしていたい
と強く思います。

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そんな人たちの集まりが
日東大全共闘の学友たちです。

(あら、このお写真
神崎さんと古賀君が
見当たらないけど、、、泣)

運動に懸ける熱い想いと
舞台に懸ける熱い想いは
やっぱりどこかリンクしていて
この作品の魅力はそこだったり
するのかな、って思います。

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連帯を求めて孤立を恐れず

過去にも未来にも
恥じることのない今を
生きていきたい、

今の私にできることは
花のように咲くことだけ
迷わない


キャスト・スタッフ・お客様
すべての皆様に
ありがとうございました(*^^*)



杉山知子役
井坂茜