ものまねショーでした*\(^o^)/*
実は、昨日のショーで、
わたしは最後のものまねでした!
2年前のちょうど今頃、
それまで舞台中心に活動してきて
新たにダンサーの仕事が少しずつ
増えてきた頃、
歌の仕事もしたいなあ~と思い、
ご紹介して頂きました。
ジンセイプロ預かりのタレントとして
たくさんライブに出させて頂きました。
歌うこと、なにより舞台が大好きで、
ステージに立ちお客様と共有する時間が
本当に楽しくて大好きでした。
昨年は「お願い!ランキング」にも
ものまねタレント井坂茜として
出演させて頂きました。
周りのいろんな人たちが
喜んでくれるのが
わたしはとても嬉しかったです。
わたしはエンターテイナーに
なりたかったんだと思います。
こどもの頃からずっと
歌って、踊って、芝居するのが
夢でした。
歌って、踊って、
ものまねタレント井坂茜を演じるのも
すごく新鮮で挑戦で刺激的でした。
その感覚が少し変わりました。
昨年9月に出演した舞台『ずん』で、
アカデミー以来はじめて
小林裕先生の演出をうけて、
全然求められている事が出来ない自分。
役者とエンターテイナーは
違うんだなあー。と気づき、
わたしはどっちになりたいんだろう?
疑問がうまれました。
こどもの頃に抱いた歌手の夢も、
憧れたミュージカルの世界も、
確実にエンターテイメントです。
だからわたしはてっきり自分が
エンターテイナーになりたいんだと
そう思って生きてきました。
ショーアップされたものが大好きで
華やかで煌びやかな舞台が大好きで
でも、わたしはそこに立ちたいかな?
自問自答の日々でした。
思い返すと、シアタークリエで
大竹しのぶさんの『ピアフ』を
観たあの時から、わたしは
少しずつズレを感じていました。
観終わったあと立ち上がれない、
しばらく魂が抜けたような感覚。
ああ、こんな芝居が出来たら
舞台の上で死んでもいいと
思えるんだろうなあ、
そう思ったあの日。
その日からわたしの中では
エンターテイメントじゃなくて
芝居がしたいのかもしれないと
感じていたように思います。
でも
自分がいま持ち合わせているものも
周りがわたしに期待しているものも
そうじゃないんだろうなあ~と
勝手に思っていました。
わたしがたくさんテレビに出たり
有名になったりする方が
みんな喜ぶのかなー
って思っていました。
そうしたらだんだん
誰のためにステージに立つのか
わからなくなってきました。
やるからには何事も一生懸命!
がモットーだったのに、
この時間も芝居のこと、
芝居に繋がることがしたいな~
と思ってしまう、、
お客さんに失礼だな、
舞台に立つ資格ないな、
と思いながらのステージは
本当に辛かったです。
ものまねの仕事を自分なりに
芝居に生かせればよかったけれど、
わたしは芝居で培ったものを総動員して
ものまねタレントを演じることで
精一杯でした。
頭も心もぐちゃぐちゃになって、
いろんな人に相談しました。
わたしは、
周りの期待にこたえられていない
と、勝手にプレッシャーを
感じていたけれど
周りはみんな
「茜がなにになりたいかだよ」
と言ってくれました。
きっと、わたしが目指す先が
エンターテイナーだったなら、
ものまねを続けられたと思います。
だけど、
わたしは役者になりたい。
歌も踊りも、芝居でやりたい。
悩んで悩んで考えて導き出した
わたしのこたえです。
…とは言え、熱らのような
エンターテイメントな舞台も
ものすごくやりたくて、
矛盾してるなあ~と思います。
ほんと思います。
自分でもわけわかりません、、
だけど、自分に「逃げ道」を
つくりたくない。
そんな甘い考えだから
わたしはいつまで経っても
あまっちょろいんだ、と。
そう思ったんです。
なんか全然うまく文章に
出来ていないんですけど、
そんな経緯です。
ものまねショーやテレビで
わたしのことを
「ものまねタレント」として
知ってくださった方も
いるかと思います。
何度もライブに
足を運んでくださった方もいます。
スタッフさんにも
先輩方にも
ジンセイプロのみなさんにも
本当に素敵な出逢いに感謝しています。
んんん~
全然まとまらない…
書き始めた時から
そんな気はしていたけど、、笑
ただ、スパッともうやーめた!
って辞められるような気持ちでは
ないってことだけでも
伝われば幸いです。。笑
「ものまねタレント井坂茜」を
応援してくださっていた皆様…
本当にありがとうございました!
これからは、お芝居のお仕事が
たくさん出来るような事務所を
探したいなあ~と思っています。
そろそろ年齢的に
入りづらくなるのかなあー。
焦りますー。
心と世界をひろげたい。
これからのわたしも
応援して頂けたら嬉しいです。
2014年5月24日
井坂茜