先月はいろいろ読んだので
読書記録ブログ!
2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1878ページ
ナイス数:27ナイス

いわさきちひろさん絵、俵万智さん短歌。おふたりのやわらかい世界観がすきなので、とても嬉しいコラボレーション。はじめの一首で一気に引き込まれた。
読了日:12月4日 著者:俵万智

感想文とはいえ、この本を読んだ後に文章を書くのは相当勇気がいる(笑)ので、特に興味深かったところを箇条書き。・空間と時間で逆転する「まえ」と「うしろ」・ハは説明、ガは叙述・母音、ウは宇宙・うつつなきつまみごころの胡蝶哉・「うつくしい」は「小さな者への愛情」・「あいだ」・ら、り、る、れ、ろ・俵万智さんの解説
読了日:12月6日 著者:森本哲郎

戦争は人を人でなくしてしまう。目を背けることは、同じ道を歩む恐れを生むこと。知らないことは罪かもしれない。
読了日:12月9日 著者:朝日新聞山形支局

宮沢賢治のやわらかくてすきとおった日本語がとても心地よい。どのお話を読んでも、じぶんの存在がちっぽけだと感じる。ものがたりに純粋さと一緒に鋭さがあって、どきり、と突き刺さる感覚。悪い意味ではなく、心あたたまらず、ひやりとする。
読了日:12月11日 著者:宮沢賢治

「死」がすぐそばにある非日常が日常になることの恐ろしさ。現実とかけ離れたことの様に感じても、たった65年前の日本人の姿。知ること。忘れないこと。繰り返さないこと。
読了日:12月19日 著者:角田房子

開拓団として満州に渡った人たちとはまた違う立場の人たち。豊かな生活が出来ていたけれど、同じところはやっぱり「死」がとても身近であること。幼い頃の育った環境が、彼らが書く漫画にもたらしているものは少なからずあるはず。たとえばバカボンのおまわりさんなんかはそのまま当時の憲兵かもしれない。この本の読みやすさの裏に隠れている部分を想像しながら読みました。
読了日:12月24日 著者:赤塚不二夫,北見けんいち,ちばてつや,上田トシコ,高井研一郎

すきなシリーズ。とにかく下巻を読みます。
読了日:12月24日 著者:米澤穂信

どんどん読みたくなり、どんどん読めてしまう。春期~比べて小鳩くんが背伸びした感じではなく、大人になっている印象。たぶん、ある部分で諦めがついて余計な力が抜けた感じ?小佐内さんの最後のひとことは、やっぱり小市民とはかけ離れていた(笑)気に入っていた人物が犯人だったのでショックなのと、つくづく私はミステリー読むくせに推理力がないなと思った(笑)
読了日:12月24日 著者:米澤穂信
読書メーター
今芝居のレッスンしている
台本の関係で
戦争関連の本が多いですが
「無知は罪」だと痛感。
もっと、知るべきなんだなあ。
茜