ピアスを開けると運命が変わる
そんな事を友達と言っていた
高校時代に
5つのピアスを開けました。
5回も運命を変えたくなったのか、
ただお洒落がしたかったのか、
どっちだろう？
と、おとといあたりからずっと
考えているのですが
こたえは出ません。
学校というちいさな世界の中を
めいいっぱいに駆け抜けた日々では
運命を呪ったりする出来事も
あったのかなあ～～
なーんて。
大人たちには、
大人になった自分には、
ずいぶん大袈裟に聞こえるけれど
だけどあの頃は
狭い世界がすべてだったかも。
まだ見たことのない大海原は
きらきら輝いてると思ってた。
どうしてこんなことを
おとといからずうーっと
考えてるかというと、
左耳に2つ開けたピアスのうちの
ひとつが
とうとう、完全にふさがったから。
いちばん最後に開けたピアスで
いちばんふさがりやすかった場所。
ホントにふさがっちゃった、ら、
ふと思った。
ピアスを開ける、ことが、
運命を変えるのか。それとも
ピアスが開いている、ことが、
運命を変えていくのか。
そして、もし、後者だとすると、
ひとつふさがったわたしの運命は
また変わりはじめるのかもしれない。
だけど知ってる。
きっと、前者なんです。
この運命を変えたい、変えたい、
変えたい！
その気持ちを動かすための
最後のひと押しなんだよね。
自分の耳に穴が開けられるんだもの、
運命くらい変えられる。
わたしはもう大人ですから、
ピアスを開けなくとも、
運命を切り開いていく次第です。
茜
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