読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2493ページ
ナイス数:62ナイス

なかなか現実を変えられないのがもどかしくて辛かったけれど、最後にほんのちょっとだけ、希望の光が見えてほっとしました。みんなくるしい。誰が悪いわけでもないのに家族がばらばらになってしまうのは本当に苦しい。理想の家庭像になれている気がしていたのに実は歯車が狂ってしまっていること、きっとよくある。少し、気持ちが重なりすぎて読むのがつらかったかな。でもやっぱり、かけがえのない家族。
読了日:01月30日 著者:重松 清

2巻から舞台マジックの嵐(笑)同じ劇団内でこんなに恋愛関係になるのかな~あんまりならない気もするけど・・・でもそれだけ魅力的な人が多いんだなー。私的には1巻の方が面白かったです。3巻でどういう結末になるのか楽しみ!
読了日:01月20日 著者:有川 浩

だんだん展開が加速していって入りこんでいけた。挑戦的な『思想小説』。現代に通ずるところも沢山あって驚いた。これは三島由紀夫じゃないと思いつかないだろう、っていう比喩や表現ばかりで新鮮だったし、日本語ってこんなに可能性があるんだなあと感じた。
読了日:01月18日 著者:三島 由紀夫

冬子さんと藤城くんの恋模様がとっても素敵に描かれていて、ドキドキしながら読みました。昔と今と、高校生の恋とおとなの恋と、織り交ざっていてその違いも面白かった。ちょっとずつ繋がりが見えてきて真相がわかりそうでわからなくて、ラストは感動というよりも驚きが大きかったかな?ラストは他の誰よりも、朝美を育てたお父さんの事ばかり考えてしまいました。一人で、血の繋がりのない娘を育てるのも素晴らしい愛だなぁ。
読了日:01月11日 著者:五十嵐 貴久

面白い!私は中学生の頃から「プロ」になりたかったけれど、そうじゃない人たちもいるんだなあ、と。私にはその感覚はわからない。でも私の場合は「個人」の話であって、「劇団」を売れるようにするのって本当に大変なんだろうなあ、とも。『掃きだめトレジャー』もいいけど、私は個人的に派手な芝居の方が好きなので、お金かけまくりな芝居が作れるくらい早く売れて欲しい!(笑)それでめちゃくちゃ歪んだキャラを千歳に演じて欲しい。牧子がやるのは想像出来るので。とか、どんどん妄想が膨らんでしまう小説ですね~、早く続編読まなくちゃ。
読了日:01月08日 著者:有川 浩

初めてよしもとばななさんの小説を読みましたが、どのお話も心のもやが晴れていくような、そこからあたたかい光が射しこんでくるようなお話ばかりでした。「おかあさーん!」が特にすき。「この世の中に、あの会いかたで出会ってしまったがゆえに、私とその人たちはどうやってもうまくいかなかった。」の一文だけで涙が出ます。そんな風に考えられたら素敵だなあと思う。もっとよしもとばななさん読んでみたいです。
読了日:01月05日 著者:よしもと ばなな

演劇関係の方から『サド侯爵夫人』を薦められたので読みましたが、『わが友ヒットラー』の方が面白かったかな?ヒットラーの方がまだ私に知識があるからかもしれません。サド侯爵についてもっと勉強してから読んだら全然違うだろうから、演じるつもりで背景を調べてから読みなおしたい一冊。三島由紀夫の文章は、日本語の美しさを思い出させてくれる感じがします。自作解題は演劇人としてものすごく勉強になる。特に私は「ヒットラーの芝居を書いたからとて、ヒットラーが好きになる義理はあるまい」というのが興味深い。
読了日:01月03日 著者:三島 由紀夫
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
今月のおすすめは
有川浩さんの


とある小劇団の
借金返済のお話で、
お芝居を観る方なら
文句無しで楽しめるのでは
ないでしょうか

1巻と2巻読みましたが
2巻は劇団内の
恋愛模様も描かれてます

3巻はやく読みたいなーっ

ねこ★
ミュージカル

頭にはスクラップブックを~


2012年3月
6日(火)----/19時
7日(水)14時/19時
8日(木)----/19時
9日(金)14時/19時
10日(土)14時/19時
11日(日)12時/17時
@アトリエフォンテーヌ
チケット:4500円
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