茜の黒目伝説 | 井坂茜ブログ!あかねこ★進化論*。
11日は稽古がオフですが
21歳最後の日なので
誰かと会う約束でも
入るかしらと思って
あえてバイトを
入れなかったのだけれど
今のところ暇な日に
なりそうで悲しいです
いさかです。

誰か茜とランチしよ。
ってか、して。


今日は昔話です。

あれは5年前。
高校2年生の夏でした。

秋合宿の演劇審査会に向け
私は自分が言い出した
クラス全員での
ミュージカルの稽古に
精を出しておりました。

その頃私は作りたての
コンタクトレンズをつけ
周りから
『コンタクトしてると
目がうるうるして
可愛い!』という
謎のお世辞を言われ
るんるんしておりました。

しかもその
コンタクトレンズを
作った時に眼科医から
コンタクトレンズの
入れ方のレクチャーがあり
『コンタクト入れる
才能がある!』と
謎の誉め方をされていた
ものですから、
ますますご機嫌です。

しかしそんな
調子に乗っていた私を
ある悲劇が襲いました。

私はAB型の典型
とでも言うのでしょうか、
学校のロッカーや机の中は
とても綺麗に
整理整頓するのに
自分の部屋は
物置と化している女なので
もちろん家では
ずぼらの極みです。

コンタクトレンズを
入れたまま寝る、
なんてお手のものです。

ある日またまた
コンタクトレンズを
入れたまま爆睡、
いつもなら次の日は
外しておこう、
と思うのですが
なんといっても稽古中。

まあ大丈夫だろ!
と思ってまたつけて
稽古に行きました。

その日1日何事もなく
夜にはきちんと外して
眠りにつきましたが
朝目が覚めると…

右目がめちゃくちゃ
充血していたのですー!

さらには涙が
エンドレス!

段々痛みも増してきたので
眼科に行ってみると

『黒目が剥がれてますね』

ぱーどぅん?

黒目が剥がれるなんて
ショッキングすぎて
意味がわかりませんが
何やら目薬をさされた後
目の中に塗り薬を
うにゅ~~っと入れられ
晴れて眼帯デビューを
果たしたのでした。

家に帰ってから痛みは増し
太陽光はおろか
携帯の画面さえも
まぶしすぎて見られない
という状態で翌日も
カーテンを締め切った
暗い部屋の中で
寝るしかなかったのでした。

そして5年後…
悲劇は繰り返されたのです。

あの悲劇以来
私はほとんど
コンタクトレンズを
つけなくなっておりました。

舞台の本番も裸眼なので
客席のどこに誰がいるか
わかった試しはありません。

観劇する時は
眼鏡をかけますが
忘れることもしばしば、
誰が誰だか
見た目じゃ判断できず
かなり耳が鍛えられた
事でしょう。

そんな私が。

なぜか。
なぜそんな気を
起こしたのか。

金曜日のライヴの日に
コンタクトレンズをつけて
しまったのです!

舞台を裸眼でやる人間が
なぜライヴを裸眼で
できないのでしょう。
舞台より全然
客席との距離は近いのに。

答えは簡単、
私の気まぐれです。

昨日言っていた事を
今日あっさり否定する、
そんなたちの悪さが
AB型にはあります。

嘘です。
私には、あります。

そしてライヴで
はしゃぎすぎた私の
行く末はみなさん簡単に
想像がつきますね?

オー、イエス。

つけたまま寝ましたね。
翌朝やっちまった、と
心の中でつぶやきますね。
でも持ち前の
なんとかなる精神で
とりあえず外しますね。

やっちまいましたね。

眼科アゲイン。
軟膏アゲイン。
眼帯アゲイン。

5年前ほどでは
なかったものの
やっぱり痛くて痛くて
昨日は日中光を見られず
寝て過ごしました。

あうー。

もうコンタクトレンズは
つけません。

正しく使える人のみが
許されるものなんだと
身を持って感じました。

そして私には正しく使う
自信が微塵もございません。

だいたい
目の中にガラス入れるって
誰がそんな
デンジャラスな事を
考え付いてしまったのか。

こわいこわい。

コンタクトレンズ
愛好家の皆さんは
どうぞお気をつけて
ご使用くださいませ。



ねこ★



ミュージカル
雷タイム・フライズ雷

12月
1日(木)18:30三日月
2日(金)18:30☆
3日(土)12:30三日月/17:30☆
4日(日)12:30☆/17:30三日月
5日(月)18:30三日月
6日(火)13:00☆

井坂茜は☆組・知念明海役で出演致します。ご予約は全公演承ります。

@THEATRE1010

全席指定7000円

ご予約はメッセージまたはakane_musical_ticket@yahoo.co.jpまでリボン