今日は新宿の
損保ジャパン本社ビル
42階にある
東郷青児美術館に
行ってみました

『パリを愛した孤独な画家
モーリス・ユトリロ展』
モーリス・ユトリロ
(1883~1995年)は、ルノワールら著名な画家のモデルをつとめ、自身も画家として活躍したスュザンヌ・ヴァラドン(1865~1938)の私生児としてフランスのパリで生まれました。(チラシより)
看板の絵に惹かれて
なんとなく
立ち寄ったのですが
すごくおもしろい

絵だけじゃなくて
ユトリロの人生が
紹介されているので
こういう事があったから
絵がこんな風に
変わったんだ、って
少しわかる気がしました

すぐ隣に飾っている絵が
ぜんぜんタッチも
色合いも違っていて、
描かれた年を見たら
なんと同じ年だったので
この年辺りでは
何を感じていたんだろう

とか、ユトリロの心が
気になりました

あと、絵はやっぱり
美術館で観るべき!
と強く感じたのは
絵の具の凹凸とか
かすれた感じとか
重ねて分厚いのとか
光沢とか
そういうのがより一層
絵のエネルギーを
伝えてくれるなあって

近くで観てみたり
離れて観てみたり
ユトリロの愛したパリが
すぐ目の前に広がっていて
そのまま私も
歩いていけるんじゃないか
って思えます

私が一番気に入ったのは
「雪のサン=ピエール広場とサクレ=クール寺院、モンマルトル」1948年頃
A4サイズに
印刷されたものを
買ってきました

それから
収蔵品展示のコーナーで
ゴッホの「ひまわり」
観てしまいました

いさか、大興奮です

あれはただの
ひまわりじゃなくて
みんながお花を見て
きれいだと思う部分、
花びらを失って
それでも生命力に満ちて
大事なのは飾りじゃない、
種をつくるここなの!
と言っているような
そんなひまわりに
見えました

前々から集めてる
絵ハガキも買いました

美術館の絵ハガキって
すごく素晴らしいのに
1枚100円!安い

早くお手紙書きたいです

モーリス・ユトリロ展は
月曜日が休館日で
7月4日(日)までです

全作品日本初公開
だそうです

みなさんもぜひ

ねこ★