レトロゲーム好きの皆様こんばんは。
コロナ禍がまだまだ続きますがお元気でしょうか?

前回からちょいと空きましたが私いわしがゲーマーだったころ熱中していた懐かしのゲームを紹介していくこのシリーズ、12回目となります。

今回はおそらく私自身初めてやったであろう『格ゲー』を紹介いたしましょう

今回紹介いたします作品はこちら

『空手道』


でございます。
作品自体の発表は1984年。私まだ小学生でしたね。後に『対戦格闘ゲーム』の金字塔となる『ストリートファイター2』よりも以前のアーケードゲームで、本作がゲーム史上初の『対戦格闘ゲーム』とも呼ばれております。

ゲームとしては非常にシンプルでひたすら出てくる相手を倒していくのみ。
練習、組み手、ボーナスステージと三面あるなかで最初に練習が終わった後は組み手とボーナスステージの永久ループとなります。
一回の試合のタイムが30秒と結構短くて、このうちに二本先取した方が勝利となります。

大技が決まると『一本』となり、小技は『技あり』となるのですが、技ありも2つとると一本となります。


当時としてはその操作性はかなり斬新で使うのは右と左のレバーのみ。
左は移動が主で右は攻撃となります。
この2つのレバーの組み合わせによって全15種類、相手との距離によって変わる技もあるみたいですね。

ボーナスステージは『鍛練』、『試し割り』、そして『牛殺し』となります。
昇段のかかった試合では必ず『牛殺し』がボーナスステージとしてあらわれました。
『さあ牛だ』の声と共に始まる決戦では上級者ともなると飛び蹴り一閃で倒すなど一気に人気者になってました。


カクカクした感じの動きでしたけど、当時のグラフィックとしては出る技は多くて、相手のカウンターにあわせての回し蹴りとか意外にテクニカルな面もありました。

前述しましたけどこのゲームが出た当時はまだ小学生。ゲームセンターというものがまだまだ黎明期のころで、自分も初めてプレイしたのは自宅の近所にあったレンタルビデオ屋の片隅にあったゲーム筐体でした。
30円1ゲームでしたが、当時、ここのビデオ屋さんはファミコンゲームのレンタルもしてまして、駄菓子も並列してる子供にとっては楽園みたいなとこでした。

小学生の少ないお小遣いからの30円はなかなかに大金でしたけど、斬新すぎるダブルレバーの操作性はかなり戸惑い、苦労したことを覚えております。
ちなみに私の必殺技は前方回転してからの飛び蹴り。大技で見映えのいい一本技としてがきんちょながら注目されたりしたんですが、乱入されると当時の小学校のヒエラルキーがあって上級生には勝てなかったんですなぁ

そんな『空手道』は続編としてヒロインを助け出すストーリー性がはいった『青春美少女篇』もありました。

さてコンシューマーとしては一番身近で楽しめたのはPlayStation2。
ここではアーケード版の完全移植でその難しさまでもきれいに取り込まれておりました。
最近ではNintendo Switchなどでもダウンロードゲームとして販売されており、昔ながらのゲームてはありながら結構やり込みがいのあるゲームとして人気があります。

格ゲー好きのみなさんは、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
そういったところで今回のレトロゲーム本舗はここまで。
また次回もお楽しみに。

難易度…★★★★★

ヴァン・ダムも遊んでいた度…★★★★

レア度…★★★★

評価…★★★
(ダブルレバー制の斬新かつ難しさ。牛を倒せればもれなくヒーロー間違いなし(^^;)


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