アメリカ戦艦、「テネシー」BB-43 1941年当時仕様。真珠湾! | いとぴょんさんのブログ

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新たな出会いをもとめて…。

アメリカ海軍 戦艦「テネシー」BB-43 が、完成しました。

前回の戦艦「ウエストバージニア」に続いて製作。真珠湾攻撃時、バトルシップ・ロウの中央に並んで係留されていた両艦が揃いました。この両艦が攻撃を受け炎上しているシーンの写真が真珠湾攻撃のメイン写真として目にする事も多いと思います。

キットは、ピットロードの1/700。僚艦「ウエストバージニア」との相違点も明確に表現しております。基本的な形状はほぼ同じですので、サクサク組み上げる事ができました。

後半には、僚艦「ウエストバージニア」「アリゾナ」も登場させて、パールハーバースペシャルの3隻の戦艦を並べております。籠マストのアメリカ戦艦の再現がようやく出来ました。

アメリカ戦艦を2隻続けて製作しましたので、次は、日本艦に戻ろうと思います。

1941年当時の戦艦「テネシー」BB-43 です。

当時のアメリカ戦艦の特徴である籠マストを装備しています。


戦艦の機能美溢れる迫力あるショット。

主砲はアメリカ戦艦のスタンダードになりつつあった三連装砲です。


右舷側の全体像がわかるショット。クリッパー形の艦首が特徴のテネシー級、速そうに見えますが、実際は速力はさほど出なかったそうです。


左舷側のショット。3番砲塔上と、後部甲板に搭載機用のカタパルトが装備されていますが、真珠湾攻撃時の写真ではキングフィッシャー観測機は確認出来ませんでしたので、未搭載としています。


艦中央部のショット。塗装色は戦時色が濃くなった1941年、アメリカ戦艦に採用されたメジャー1迷彩で、船体をダークグレーに、マスト上部を白に近いグレーに塗装し、砲戦距離を紛らす迷彩色とされていました。砲塔上部の白色塗装は、艦識別色で、ちなみに戦艦「アリゾナ」は赤でした。


艦中央部右舷側を真横から見たショットです。

前後の籠マストの間にある2本の細い煙突が印象的です。煙突の細さから見て、タービンの強さはさほど出なかったように感じます。


左舷側中央部のショット。艦橋マストトップの砲戦指揮所前後にスポンソンを設けて機銃を設置しました。後部マストトップにも機銃を4基増設しています。


艦の全体像、籠マストのアメリカ戦艦も造形美豊かな感じがします。


艦尾の航空機用のクレーンもアメリカ戦艦の特徴です。


上空から見るとこんな感じなのでしょう。

ライバルの日本戦艦は、伊勢型でしょうか。


ここから僚艦の「ウエストバージニア」が登場します。真珠湾攻撃時、隣どうしに並んで係留されていました。


「ウエストバージニア」と「テネシー」です。「ウエストバージニア」のコロラド級戦艦は、テネシー級の船体に無理矢理40.6センチ主砲を搭載した為、連装4基8門という形で諦めざるをえなかったので、これ以降のアメリカ戦艦は全て三連装に統一したのはアメリカ海軍の意地を感じます。


真珠湾のバトルシップ・ロウの再現です。

前部マストトップにレーダーアンテナを搭載した艦が「ウエストバージニア」です。


子供の頃、真珠湾攻撃の写真でこの2隻の戦艦が、籠マスト4本の1隻の戦艦に見えた事を思い出しました。籠マストのアメリカ戦艦の正体を知りたくて、夢中になって調べました。

ようやく、模型という形になって、このタイプの戦艦の実態を解明することが出来ました。


手前から戦艦「アリゾナ」「ウエストバージニア」「テネシー」の順に並べて見ました。

当時のアメリカバトルシップの再現です。

次回は日本艦に戻ろうと思います。

それでは!