今日のライブ

Project M 

The MasterpicesKick Off Live

2020.2.29()

@Keystone Club 東京


今日は米澤美玖ちゃんを中心に、新たに結成されたバンドProject Mのレコ発&キックオフライブを聴きに行ってきました。


メンバーはスカウトとオーディションによって小川社長と美玖ちゃんで選考した若手精鋭メンバー。美玖ちゃんが一番年上だというのだから驚きだ。メンバーの中で一番若く見えるけど😅



メンバーは、まず、ピアノがあの若手人気フュージョンバンドのDezolveの友田ジュンくんという素晴らしいピアニストを迎え(多分、スカウトでメンバー入り)、ベースとドラムはオーディションで選ばれた二人、ベースがカワサキ亮くん、ドラムが竹内大貴くん。レコーディングも今回が初めての新人アーティストの二人ですが、侮るなかれ、オーディションを勝ち抜いただけあって、かなりの実力の二人です。


そして、今日の箱は本格的なインドカレーが楽しめるキーストンクラブ東京。カレーのメニューの幅が減ったようなのは残念ですが、相変わらず美味しいです🍛


バターチキンカレー
マンゴーラッシー

色々なジャンルの歌物の楽曲をオリジナルのジャズアレンジで演奏するというが、このバンドのコンセプト。


今回は発売されたばかりCDに収録された全8曲と、このライブのためにプラス2曲、計10曲聴かせくれました。



オープニングはエリック・クラプトンの名曲「Change The World」。

思いっきりスウィンギーなアレンジで、最初からこの曲ジャズの曲と思えてくるほど、ジャズアレンジがしっくりきているところが凄い。

途中、美玖ちゃん🎷のアドリブもノリノリでたっぷりと演奏、ジュンくんのピアノ🎹もスウィンギーなアドリブを聴かせてくれました👍

亮くんのベースも大貴くんのドラムも素晴らしい、オーディションで選ばれただけあります👍




最初のMCはいきなり亮くん。
誰も予想してない進行😅
亮くんと大貴くんがバンドの中で最年少らしい。
見えない🤣

2曲目はビートルズの「Here There and Everywhere」をジャズバラードアレンジでしっとりと。美玖ちゃんは、アルバムで唯一、テナーとは違うカープドソプラノでこの曲を演奏。
ジュンくんのピアノの音色にはうっとりしてしまいます。

ここで美玖ちゃんのMC。美玖ちゃんの弾けたMCは盛り上がりますね😅

続いてKissの「Detroit Rock City」。この曲は当初、アルバムに入る予定だった「ルパン三世」のカバー申請が下りず、急遽、アルバムに収録された曲。

しかし、「ルパン三世」は元々ジャズだし、バンドコンセプト歌物別ジャンルの曲をジャズアレンジで演奏するということからすれば、下りなくて良かったと思います。

このハードロックのジャズアレンジというのが、意外性もあり、素晴らしいから、尚更です。

思いっきりスウィングしたジャズになっているビバップで、アドリブパートなんて、もう原曲はほとんど原型をとどめてない。

この曲では最後の方でドラムの長めのアドリブソロが入りましたが、ドラムアドリブソロって、自分のテクニックやセンスで走りがちですが、大貴くんのあとはセンスが良く、曲の流れに合ったドラムソロで良かった👍

MCは美玖ちゃんからジュンくんに振られて曲紹介。

4曲目はスクエアの「Truth」。フュージョンなので、フュージョンはジャズの中のジャンルだから、ジャズアレンジはしっくりきやすい曲ではあります。これは歌物ではないですね。
そのフュージョンをスウィングに変えたアレンジも違和感が全くなく聴ける。

1stセット最後のMCは大貴くんに😅
今日のドラムは36回ローンで買ったばかりの発売使用のおニューのドラム🥁青い木目調のデザインのドラム🥁
曲紹介では1stセット最後の曲「車屋さん」で活躍するベースの亮くんにバトンタッチ。

美空ひばりの演歌で、途中、都々逸が入る曲で、その都々逸部分をベースで演奏してるのが亮くん。

普段使うスケールとは異なるスケールなので、難しくて苦労したそうですが、ジュンくんからリハーサルでカッコ良く弾けてたから、本番ではもっとカッコイイんじゃないかと、ハードルを上げる発言に😅🤣

そんな「車屋さん」は美玖ちゃんの選曲だそうで、渋い曲を知ってるなと感心します。

高速リズムのイントロから、演歌の持つ和のテイストをそのまま残して、ジャズのリズムに乗せたようなアレンジの主題部分、話題の都々逸部分、そして高速のアドリブに移っていき、最後はまた和のテイストの主題部分で終わるビーバップ。

都々逸のベースソロはカッコ良く決まってました👍
高速アドリブが曲のイメージとは全く違ってカッコいい。
今回のアルバムの中でも、一番ジャズとかけ離れたところからのジャズアレンジだけに、とても面白い曲となっていると思いました。



2ndセットは、美玖ちゃんのMCから始まり、今回のアルバムがAmazonの日本のジャズで発売から10日間連続1位を続けているというお知らせがありました。

1stで8曲収録のアルバムから5曲もやって、2ndどうするのと心配する声も上がる中、アルバムにない曲を2曲まずやろうということで、カーペンターズの名曲「Close To You」とスティビーワンダーの「Lately」の2曲。

「Close To You」はオーソドックスなジャズアレンジ。途中、アドリブではベースの亮くんとピアノのジュンくんがたっぷりと聴かせてくれました。

どちらの曲もジャズでもよく演奏されるので、少し守りの選曲かな😅

今後もライブではアルバム曲では足りないので、アルバム曲以外の曲もやらないので、歌物別ジャンル曲でやってほしい曲を募集しますとのこと。


3曲目もスティービーワンダーの曲で「Superstition」。セッション感覚で録ってみようと入れた曲だそうで、最初はオリジナルに近い感じでメロディで始まるが、すぐにピアノのアドリブに入って、サックス、ベースと順にそれぞれが自由に演奏して、だんだん原曲がわからないほどになったところで、最後は元の原曲のメロディに戻ってフィニッシュ🎶

2ndセット最後になって、ナウンスするの忘れてたらしく、MC中のみ撮影OKとのアナウンス😅ア遅い❗️🤣ラジオ出演や次回ライブ告知などもありました。

最後は玉置浩二の「メロディー」。
しっとりと美しいピアノソロから始まり、テナーサックスの少しかすれた音で郷愁たっぷりに聴かせてくれました。

アンコールはアルバムから残った一曲でアルバムの一曲目に入った「Scaborough Fair」。
サイモン&ガーファンクルの名曲ですが、元はアイルランド民謡。この曲もジャズでよく演奏されますね。
この曲は美玖ちゃんオリジナル曲に近いイメージの曲だけに、スタンダードなナンバーですが、オリジナルっぽく聴こえてくるようなアレンジです。

どの曲もアドリブが盛り上がり一曲あたり10分前後になり、1st、2nd、5曲づつ2時間の演奏でした。

とても良いバンドに仕上がっていて、また、聴いてみたいと思わせてくれるライブでした。
3月19日のLa Donnaでのライブにも行こう👍


セットリフト

1st

  1. Change The World
  2. Here There and Everywhere
  3. Detroit Rock City
  4. Truth
  5. 車屋さん


2nd

  1. Close To You
  2. Lately
  3. Superstition
  4. メロディー


ENC

  1. Scaborough Fair


米澤美玖(Ts), 

友田ジュン(Pf), 

カワサキ亮(A.Bass), 

竹内大貴(Ds)