今日のライブ

TOTO 

40 TRIPS AROUND THE SUN Tour

2019.2.20(水)

@日本武道館


今日は11年ぶりにTOTOのライブに来ました。11年前に行ったTOTOのライブはボズスキャッグスとのダブルライブで東京国際フォーラムでした。

3年ぶりの来日で、結成40周年記念アルバムのタイトルがツアー名になったワールドツアー。

日本では広島を皮切りに全国8カ所で開催される。

そのアルバムはベストアルバムに新曲を加えた構成になっており、ツアーのセットリストも懐かしい曲も沢山聴かせてくれるのが期待でき、この日が待ち遠しかったライブ。


気になる今回の来日メンバーはオリジナルメンバーのスティーブルカサー、スティーブポーカロに、3代目にしてTOTO史上最高のボーカリストのジョセフウィリアムスにシャノン・フォレスト、レニー・キャストロ、ウォーレン・ハム、シェム・ヴォン・シュロック、ドミニク・タブリンというメンバー。

デヴィッド・ペイチが来日メンバーにいないのは、残念ですが、代わりのドミニク・タブリンもプリンスなどとも共演をしたことがあるようで、ルカサーも何度も彼を紹介していた。


オープニングは今回のアルバムには入っていませんが、昨年11月にリリースされた新曲の「Devil's Tower」。新曲なので会場の反応は、どんな曲が始まるのかといった反応ですが、新曲といっても80年代の未完成曲音源に新たに音を重ねて作った曲で、当時サウンドが蘇る一曲になってるTOTOの音楽。




2曲目は聴き慣れたナンバー「Hold The Line」。

1stアルバム「TOTO〜宇宙の騎士」からのヒットナンバー。ピアノのイントロが流れただけで会場こらは歓声が上がり、興奮ものです。今回のアルバムにも収録されています。サビのところは会場全体での「🎙Hold the line, love isn't always on time, oh oh oh 」の大合唱。ジョセフも「Singing!」と煽ります。




3曲目はグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを始め6部門で受賞したTOTOの名曲が詰まった1982年のアルバムTOTO IV ~聖なる剣』から「Lovers In The Night」。ここでも「Ooh, you know we're lovers in the night」の大合唱とクラップ。ルカサーのギターも聴かせてくれます。




4曲目は今回のアルバム「40 TRIPS AROUND THE SUN」の1曲目に収録の新曲「Alone」。

新曲といってもTOTOらしいサウンドの曲になっていて、サビのところでは、「Woah-oah」の大合唱とクラップ。ルカサーのギターソロの聴かせどころもあっていい。


5曲目はジェフ・ポーカルが亡くなって初めてのアルバム、1995年の「Tambu」から「I Will Remember」はアメリカでは売れなかったがイギリスではヒットしたバラード曲。ルカサーの泣きのギターソロが曲を盛り上げます。


6曲目は1981年の3rdアルバム「Turn Back」より「English Eyes」。ルカサーのギターソロもカッコいい一曲。


7曲目は1992年の8枚目のアルバム「King of Desire〜欲望の王国」から「Jake To The Bone」。インストナンバー。

メロディーはルカサーのギターのリードで流れつつ、二人のキーボードが、この曲を引き立ててくれてます。ルカサーの超絶ギターソロもありTOTOの演奏を楽しめます。今回のアルバムにも収録された一曲。


そして9曲目はルカサーがパーティーソングやるよと言って演奏しとのは、あの名曲にして、TOTOの曲の中で一番好きな「Rosanna」。

高校生の時何度も何度も繰り返し聴いた曲だけに、イントロが流れただけで鳥肌モノです。

ルカサーとジョセフの歌声、サビでの会場一体となった大合唱「🎙ミッチューオールザ・ウェイ!ミッチューオールザ・ウェイ!ロッザ〜ナ〜!イェー!」。

最後のピアノソロとギターソロはアドリブも加わって全てが完璧です。

勿論、今回のアルバムにも収録されてます。


ここからはバンドメンバーがステージ中央に並べられたイスに座り、ルカサーもアコギに持ち替えてアコースティック編成での演奏に。

まずは1978年の1stアルバム「TOTO〜宇宙の騎士」から、あの名曲「Georgy Porgy」。今回のアルバムにも収録されています。

サックスから持ち替えたウォーレンのフルートの音色もいい。ちょっと短めの演奏だったのが少し残念。



続いては美しいメロディーラインのバラード曲が続きます。

TOTOが演奏したマイケルジャクソンの1983年「Human Nature」。

1986年のアルバム「Fahrenheit」からTOTOのバラード代表曲の一つ「I'll Be Over You」。ルカサーのアコースティックギターでの弾き語り的なところがまたいい。

この曲は今回のアルバムにも収録されています。



続いてはカントリー調の曲、1999年のアルバム「Mindfields」から「No Love」。



1988年のアルバム「The Seventh One〜.第7の剣」から「The Seventh One」では、サビの「I can't stop loving you .Time passes quickly and chances are few .I won't stop 'til I'm through loving you girl」を会場一体で大合唱。

そしてXavierの美しいピアノソロ🎹でアコースティックコーナーを締めました。


14曲目はピアノソロから一転して、1stアルバム「TOTO〜宇宙の騎士」から「Girl Goodbye」。「Goodbye Girl Goodbye  Girl , Girl Goodbye」の大合唱でノリノリ。ルカサーのソロもめちゃくちゃカッコいい。


メンバー紹介に続いて、1984年のアルバム「Isolation」から「Lion」とノリノリの曲が続く。


そして、なにやら風の音と語り口調のナレーションが入ると1984年に公開された映画『DUNE』(邦題『砂の惑星』)のテーマ曲で、絡み合う2台のキーボードとギターによる壮大な感じとTOTOらしさのあるインストゥルメンタル。


次にルカサーが演奏したかったと言って演奏したビートルズのジョージハリスンのカバーで「While My Guitar Gently Weep」。ルカサーのギターでビートルズの曲とは思えないほどにTOTOの曲になっていました。


そしてアルバム「TOTO Ⅳ〜聖なる剣」からこれまた「Make Believe」。

そして最後は同じくアルバム「TOTO Ⅳ〜聖なる剣」からTOTOのNo. 1ソング「Africa」。

もちろん、サビの部分は会場全体で大合唱。

It’s gonna take a lot to drag me away from you.🎶

There’s nothing that a hundred men or more could ever do🎶

I bless the rains down in Africa🎶」


パーカションのアドリブソロも入り、スペシャルなアレンジに変わっていくところは、ライブならでは。


当然、アンコールの拍手の嵐。

アンコールでは「The Seventh One〜.第7の剣」からのロックンロール「Home Of The Brave」。歌い出しはなんとサックスのウォーレン。

大いに盛り上がって最後を締めくくるにいい曲でした。


懐かしい曲満載でTOTOらしさが沢山味わえたライブで、最高のライブでした。


また、来日したら行きたいですね。



セットリスト

  1. Devil's Tower
  2. Hold The Line
  3. Lovers In The Night
  4. Alone
  5. I Will Remember
  6. English Eyes
  7. Jake To The Bone
  8. Rosanna
  9. Georgy Porgy
  10. Human Nature
  11. I'll Be Over You
  12. No Love
  13. Stop Loving You
  14. Girl Goodbye
  15. Lion
  16. Dune (Desert Theme) 
  17. While My Guitar Gently Weep
  18. Make Believe
  19. Africa


ENC

  1. Home Of The Brave


Steve Lukather(G, Vo)

Steve Porcaro(Key)

Joseph Williams(Vo)

Shannon Forest(Dr)

Lenny Castro(Perc)

Warren Ham(Sax, Cho)

Shem von Schroeck(B, Cho)

Dominique "Xavier" Taplin(Key)