今日のライブ

中園亜美✖️竹田麻里絵

Duo Live LE GRAND RETOUR Vol.2

228 (水) 2018

Bar Rohdes


今日は1カ月ぶりに中園亜美ちゃんのライブに来ました。


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遺伝子レベルで通じ合っているという洗足大学時代からのお友達、竹田麻里絵ちゃんとのデュオライブは昨年、11月にやって以来の2回目。

遺伝子レベルで通じ合っているので、セットリストを決めるのも、光の速さですぐに決まるという。



今回の選挙はちょっと暗めの曲が多いとのこと。挑戦曲、思い出曲を織り交ぜながらのセットリスト。


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1stセットのオープニングは、どジャズスタンダードでビクターヤング作曲で、ビルエバンスなど数々のアーティストが演奏している。歌詞もあり、歌入りでも演奏される曲。

ローズの音ともよく合う曲で、の哀愁漂うマイナー調でどこか切ない曲なので、サックス🎷の音色にもよく合う曲でした。


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2曲目は亜美ちゃんが持ってきた曲だけど、麻里絵ちゃんも大好きな曲だそうです。亜美ちゃんはやったことがない曲だそうです。

コルトレーンの「ネイマ」。コルトレーンの最初の奥さんの名前の、この曲はとても静かで美しい曲。ローズの音色が、美し

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さを引き立てている。


1stセット残り3曲は二人が学生時代に、大好きたったというパットメセニー🎸縛りで。

ギターの曲ですが、デュオならサックスでもいいということで大学時代、よくコピーしていたそうです。


「Letter From Home 」は1990年度グラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞受賞作のアルバムのタイトルチューン。

クラシカルな美しい曲なのでソプラノサックスとローズの美しい音色で、ギター曲だということを感じさせない。


続いての曲も1983年度グラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞受賞作のアルバムの「Offramp」からの一曲でロックシンガーのジェームステイラーに捧げられた曲。

キャッチーで親しみやすくポップなチューン。

フォープレイの曲のような軽やかなフュージョン。


1stセット最後はメセニーとブラッドメルドーのアルバム「メセニーメルドー」の中の一曲。

メロウなフュージョン。ソプラノサックスの硬い高音とローズの柔らかな音の組み合わせが原曲のギターとは違うが、また味わいのあるメロウな感じに仕上がっていました。


2ndセットのオープニングはクラシックのラヴェルの「前奏曲」。ピアノコンクールのための初見演奏用の課題曲として作曲されたわずか27小節の1分ちょっとの曲。二人も最初はクラシックをやっていたそうです。オリジナルに近い形で自分たちで少しアレンジして演奏。二人の息が合わないといけない曲なので、遺伝子レベルの二人だからこその演奏。


続いての「Seven Steps to Heaven」はマイルスの曲として有名ですが、実はヴィクターフェルドマンの作曲。最初の7音が踏むような音が印象的な曲。デュオなのでゆったりとした綺麗な曲を選びがちなので、早い曲をということで選曲したそうです。


デュオシリーズのバンド版を何年後かにやりたいとの二人。何年後と言わず、もっと早くやってほしいものです。


3曲目は今回のテーマの一つメセニーの曲で1984年度グラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞受賞作のアルバム「Travels」のタイトルチューン。

曲はなんか70年代の日本のフォークソングのようなメロディでほっこりする感じ。サックスの音色が哀愁を漂わせ、ローズの柔らかい音が包み込むような感じでした。


4曲目はチックコリアとゲイリーバートンの1972年の、デュオのアルバムのタイトルチューンで原曲はピアノとビブラフォンの美しい曲です。また、チックコリアの同年発表の名アルバム「Return to Forever」での同曲はローズとサックスで演奏されています。今回はこちらバージョンですね。

少し眠くなりそうな静かな少し哀愁のある美しい曲。


1stセットアンコール前、最後の曲は、安部潤さんが突然来たので飛び入りのスペシャルゲストで参加。麻里絵ちゃんは十さんとはほとんど初らしく、麻里絵ちゃんも亜美ちゃんも凄く嬉しそう。40代最後の日の潤さんのキーボード。


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亜美ちゃんが昨年ワシントンD.C.での演奏の時、現地のバンドメンバーが亜美ちゃんのオリジナル曲25Decadesをこの曲にアレンジしてくれたという曲で、麻里絵ちゃんが持って来たそうです。本当に遺伝子レベルで通じ合っていますね。


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曲はサックスのケニーGも在籍していたジェフローバーのフュージョングループの1979年の名曲。

ローズと潤さんキーボードが絶妙に相まって、原曲のファンキーな感じより心地よいメロウなサウンドが繰り広げられる。やっぱり潤は凄いですね。


そして、お決まりのアンコールはしっとりとキースジャレットの名盤「My Song」からの一曲。ポップな感じのメロディでタイトルどおりの故郷を懐かしむような感じのバラード。原曲はピアノと管楽器(サックス?)。


今回は前回と同じ曲は一曲となく、メロウな美しい曲ばかりで、心地よい時間が過ごせました。


次回、亜美ちゃんのライブは3月5日(月)高円寺JIROKICHIでのスタンプラリーズのライブです。


1stセット

  1. Beautiful Love(Victor Young)
  2. NAIMA(John Coltrane)
  3. Letter From Home (Pat Metheny)
  4. James(Pat Metheny)
  5. Say The Brother's Name(Pat Metheny)


2ndセット

  1. Prelude(Ravel)
  2. Seven Step to Heaven(Miles Davis)
  3. Travels(Pat Metheny)
  4. Crystal Silence(Chick Corea)
  5. Rain Dance(Jeff Lorber)


Enc

  1. Country(Keith Jarrett)


中園亜美 (sax)

竹田麻里絵 (Fender Rhodes)


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